出版社 : フロンティアワークス
名門公爵家の子女であるアリアとノーディスは、それぞれ自分にとって都合のいい結婚相手を探していた。打算だらけの二人だったが、お互いに相手を籠絡しようと頑張っているうちに、いつの間にか相手にすっかり惚れ込んでしまう。婚約も決まり、順調に進んでいると思っていた矢先に、アリアの双子の姉である問題児のライラが何やら怪しい動きをしていて…自サバ姉VSあざと妹の仁義なき戦いが始まるー。
フリードリヒの婚約者になった文官令嬢のマーリカは、王命により王族補佐官として再び彼の下で働くことに。「あのっ、無能っ!後で、絶対シメるっ!」フリードリヒに振り回される日々は健在で、マーリカはその対応に手を焼いていた。そんなある日、フリードリヒの弟・第四王子のヨハンが生徒会長を務める王立学園の視察へ訪れたマーリカ達。この出来事をきっかけに、フリードリヒとマーリカの関係は少しずつ動き出していく。だが、王立学園で動き出していたとある陰謀に、マーリカは巻き込まれてしまって…!?無能殿下(実は有能、でもないが結果はついてくるタイプ)×シゴデキ塩対応令嬢による無自覚恋愛おしごとファンタジー、第二弾!
乙女ゲームのストーリー開始“前”の世界に転生し、侍女として働くユリア。公務を終えて、いつもの日常が戻ってくる中、前々から相談していたアルダールとの旅行の予定も決まり、バウム伯爵領にある彼が育った別邸を紹介したいと言われる。しかし、旅行へ向かう直前にアルダールの父であるバウム伯爵からの呼び出しを受け、ミュリエッタとアルダールが面会していたということを聞かされ…!?(いやいや落ち着きなさい、ユリア。こういう時こそ冷静にならねば…!!)有能侍女のおしごとファンタジー第十一弾、ここに開幕!
とある乙女ゲームの世界へ転生したカムデン侯爵家の娘セラフィーナは、婚約者である王太子のクリストファーが『精霊の石』によって、二十五歳までに死を迎え、人生を『やり直し』させられているという話を聞かされる。そうして度重なる『やり直し』の中で、今回でループを抜けるための手を打ち切ったらしいことを告げられる。はたしてクリストファーは、この終わらないやり直しを抜けられるのか…?ループを抜けるための条件とは…?年の差、溺愛、乙ゲー転生ファンタジー第二弾、開幕!
悪女に仕立てあげられ、家族に殺されては死に戻るループを繰り返し続けている公爵令嬢のキサラ。未来に進みたい、生きたいと願うキサラの前に現れたのは、彼女を狙う暗殺者のアッシュだった。「ねえ、暗殺者さん。私を…ここから連れ出してくれないかしら?」一族の仇敵の娘として狙うアッシュに対し、キサラは彼への協力と引き換えに逃避行を望む。互いの宿命にケリをつけて、自分らしく生きる道を探すため、悪女と暗殺者が協力して王国に復讐をはじめるー。ハッピーエンドを探す悪女の物語、ここに開幕。
あと半年我慢すれば、この家から逃げ出せる。それが母が亡くなった後、自分に無関心な父のもと、義母と義姉に虐げられながら暮らすアリーシアの希望だ。飛竜便事務所での聖竜を守護する若様との思い出を胸に耐えていたある日、義姉に婚約話が舞い込んでくる。相手は、眼帯をしても隠せない大きな傷跡を持つというシングレア伯爵。だが顔合わせの日、恐怖で逃げ出した義姉の代わりにアリーシアが稼ぐことにー!?「私はグラントリー・シングレア。あなたの夫となる男だ」絶望するアリーシアの前に現れたのは、幼い頃の思い出の人…。身代わり婚から始まるシンデレラストーリー!
後宮の怪異騒動も解決し、県令の使用人として地方に戻っていた修行中の狐仙の魅音。そんな彼女のもとへ一通の手紙が届く。手紙の真偽を確かめるため、呼び出された地に向かい、案内された部屋の中で魅音が見たのは、魂が抜け、魄しか残ってない虚ろな昂宇の姿だった。昂宇の魂を取り戻すために調査を進めると、その魂が冥界の女神、西王母によって陰界へ連れ去られたことが発覚する。陰界に作られた『かりそめの後宮』へ乗り込み、昂宇の魂を取り戻すことを決意する魅音。(助けてあげるから、期待して待ってなさい、昂宇!)ミステリアス後宮あやかし異聞譚・第二弾、開幕!
ゴードンの友人である魔術師の最期の頼みに応えるため、『七不思議』を語る会を開催することになったミヅキ。『百物語』のように順番に怖い話を始める語り部たち。ミヅキがそんな『オカルト』を試すこととなった本当の目的とは。最後の話が終わった時、ミヅキたちに起こる出来事とは…!?さらにその後、黒騎士たちからの後押しもありもうひとつの『オカルト』、『一人かくれんぼ』も試してみることになって!?「さあさあ、是非ともおいでませー♪異世界の怪異様方?」ドS魔導師が活躍する異世界ファンタジー、第三十二弾ここに開幕!!
カムデン侯爵家の娘セラフィーナは、物心つき始めた頃に自分が転生者だということに気づく。それも『とある乙女ゲーム』の世界へ転生したことに。ただなにを隠そうセラフィーナはそのゲームの『王太子ルート』を原作としたマンガを読んだことがあるだけであった。しかしゲームのルートに巻き込まれないと高をくくって伸び伸び生きていたところ、七つも年上の王太子から、婚約を申し込まれてしまう。『前世読んだマンガだと、王子に「婚約者」なんて居なかったんですけど!?』その後も王太子クリスからの好感度の高さが謎過ぎて…。年の差、溺愛、乙ゲー転生ファンタジー第一弾、開幕!