音楽むすび | 制作・出演 : メズロウ

制作・出演 : メズロウ

サモン・ザイ・デーモンズサモン・ザイ・デーモンズ

スウェーデンのカルト・スラッシュ・メタル・バンド、メズロウが 33年ぶりとなるセカンド・アルバムをリリース! 当時と何一つ変わっていないベイエリア直系サウンドで、21 世紀のスラッシュ・シーンに殴り込みをかける! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スウェーデンのスラッシュ・メタル・バンド、メズロウ。 年季の入ったスラッシュ・マニアなら、その名にピンと来ることだろう。 85年にネクロマンシーとして結成され、88年にメズロウに改名。2本のデモを発表した後、 90年に『Then Came the Killing』でアルバム・デビューを果たす。だが正直、タイミングが悪かったとしか言いようがない。 何しろ 90年というのは、同じスウェーデンからエントゥームドがデビューをした年。 アンダーグラウンド・シーンはデス・メタル/グラインドコア一色に塗りつぶされていた時期だ。 その震源地の一つであったスウェーデン出身。そして当時は時代遅れとなっていたスラッシュ・メタルをプレイしているメズロウには、 なかなか光が当たりづらかったのだ。『Then Came the Killing』は素晴らしいアルバムだったにもかかわらず、 正当な評価を受けられず、結局彼らはそのままフェイドアウト。アルバム一枚だけで消えていったカルト・バンドとして、 スラッシュ史にその名を刻むことになってしまった。 そんな彼らが何と 21 年に再結成! (厳密には 05年にも一度再結成し、ヴィデオもリリースしているのだが。)33年ぶりにセカンド・アルバムをリリースするというのだから、 驚くなという方が無理な話。ポスト『Master of Puppets』期にデビューしたバンドの多くに共通することだが、 このメズロウもヨーロッパのバンドでありながら、サンフランシスコの香りを強く感じさせるバンドであった。 で今回はと言うと、はっきり言って何一つ変わっていないではないか。 リフもヴォーカル・スタイルもサウンドも、もうメズロウ以外の何モノでもない。 『Then Came the Killing』が大好きだった往年のファンであれば、懐かしさに涙が込み上げてくることだろう。 もちろん純粋なスラッシュ・メタルのアルバムとしても一級品。特にベイエリア・スラッシュのファンならば、必聴のアルバムである。 【メンバー】 ウルフ・ピーターソン (ヴォーカル) マグナス・セーデルマン (リードギター) ロニー・ビョルンシュトローム (ギター) コニー・ウェレン (ベース、バッキングヴォーカル) ジョン・スカーレ (ドラムス)

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