1999年6月発売
ドリーブ:コッペリアドリーブ:コッペリア
マリはラムルー管弦楽団で活躍した指揮者。全体に軽快でラテン風味ともいうべきカラッとした仕上りだ。鮮明なリズムと風通しのよい音響は、譜面の理想的な実現であり、踊りには最適のフィット感を生む。演奏はパリ初演版による。掘出し物的逸盤である。
軍艦マーチ軍艦マーチ
ギャルドは軍楽隊(フランス陸軍参謀本部所属)だから、行進曲を演奏するのは当たり前なんだが、軍艦行進曲やら君が代行進曲を聴きたいとは思わない。気品ある音楽作りと透き通ったサウンドで、しかも歩ける行進曲に仕上がっているのはすごいけれど。
classical ever! oneclassical ever! one
EMIが所蔵している膨大な音源から、現状を考え、綿密かつ恣意的に選曲配列した40曲が眩しい。まずサンプラーとしてCD購入の手引きとなろうし、それ以上にBGMとして有効だろう。さらに10回連続して聴けば、ラリることができるのも嬉しい。