1999年6月発売
グレイテスト・ヒッツ 1962-1987グレイテスト・ヒッツ 1962-1987
「恋よ、さようなら」をはじめ、バート・バカラックの幾多の名曲のオリジナル・シンガーとして知られるポップ・シンガーのキャリアを集大成したベスト盤。ジャケはありきたりだが、セプター、アリスタなどレーベルを超えた選曲は“究極”にふさわしい。
ショパン:バラードショパン:バラード
ショパンのバラード4曲はドラマティックで緊迫感に富む作品だが、今回のスタジオ録音に聴くキーシンの演奏は、必要以上に突き詰めたあるいは自分を追いこんでいるような深刻な印象がやや強い。その後「子守歌」での安らいだ表情にはホッとするが……。
MOON DANCEMOON DANCE
4年ぶりになるいしだ壱成のマキシ・シングルは、本人の詞曲にアレンジの中原信雄と外間隆史、ラガマフィンのナーキを迎えて制作されている。サウンドの方はアレンジャー・コンビでもわかるように、サイケデリックな味付けのフォーキーなポップス。
ストリート・トークストリート・トーク
「君の瞳に恋してる」の作者であるクリューが76年にリリースしたソロ作。ファンキーなコーラス、粘っこいクラヴィネット、力強いホーンがグイグイ押す(1)、ストリングスが歌いまくる(6)など、時代を反映した大がかりで濃いめのディスコ・サウンドが並ぶ。