音楽むすび | 2023年4月14日発売

2023年4月14日発売

インヴィジブル・クイーンインヴィジブル・クイーン

元祖スラッシュ・クイーン、サビーナ・クラッセン率いるホーリー・モーゼスがファイナル・アルバムをリリース。 80年代から変わらず疾走しまくる本作は有終の美を飾るにふさわしい傑作! ボビー・エルズワース(オーヴァーキル)、トム・エンジェルリッパー(ソドム)、ゲッレ(タンカード)、 イェンス・キッドマン(メシュガー)ディーヴァ・サタニカ(ネルヴォサ)らがゲスト参加したバージョンを収録した Disc2 も必聴! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 今や女性がエクストリーム・メタルのフロントを担うことも、当たり前になってきた。 だが、80年代はそうではなかった。女性メンバー、ましてや女性ヴォーカリストを擁するエクストリーム・メタル・バンドというのは、 決して多くはなかったのだ。そんな中、このドイツのホーリー・モーゼスは、 女性ヴォーカリストをいち早くフィーチャーしたスラッシュ・メタル・バンドである。 結成は 80年。翌年、現在もバンドの顔を務めるサビーナ・クラッセンが加入。数多くのデモを発表した後、 86年に『Queen of Siam』でアルバム・デビューを果たす。 翌 87年にリリースされたセカンド・アルバム『Finished with the Dogs』は、 スラッシュ史に残る名盤として崇められている。その後 5枚のアルバムを発表するも、94年に一旦解散。 00に再結成を果たすと、02 年に復活アルバム『Disorder of the Order』をリリース。14 年の『Redefined Mayhem』まではコンスタントに作品を発表してきていたが、その後リリースが滞っていた。 そしてついに 9 年の時を経て、ホーリー・モーゼスがニュー・アルバムをリリースする。『インヴィジブル・クイーン』と題された本作でも、 ホーリー・モーゼスのスラッシュ・メタルが炸裂する。 疾走こそが彼女たちの信条。とにかく最初から最後まで、とにかく速いこと。もちろん売りはスピードだけではない。 フックの効いた適度にテクニカルなリフが随所に光り、元祖スラッシュ・クイーン、サビーナのヴォーカルはますますダーティに。だが、喜ばしいことばかりではない。 今年還暦を迎えるサビーナは、これを機に引退を決意。本作はホーリー・モーゼスの最終作となる予定なのだ。 まさに優秀の美を飾るにふさわしい作品に仕上がった『インヴィジブル・クイーン』。 ホーリー・モーゼス・ファンはもちろんジャーマン・スラッシュ、いやすべてのスラッシュ・ファン必携のアルバムだ︕ ボビー・エルズワース(オーヴァーキル)、トム・エンジェルリッパー(ソドム)、ゲッレ(タンカード)、 イェンス・キッドマン(メシュガー)ディーヴァ・サタニカ(ネルヴォサ)らがゲスト参加したバージョンを収録した Disc2 も必聴︕ 【メンバー】 サビーナ・クラッセン (ヴォーカル) ピーター・ゲルタット (ギター) トーマス・ナイチュ (ベース) ゲルト・ルッキング (ドラムス)

スコーチドスコーチド

日本でも大人気、アメリカ東海岸のベテラン・スラッシャー、オーヴァーキルがニュー・アルバムをリリース! 4年ぶりというバンド史上最長のブランクを経ての新作でも、実に彼ららしいエネルギッシュでメロディックなスラッシュ・メタルが炸裂。全スラッシャー必聴! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 日本でも大きな人気を誇るアメリカ東海岸のスラッシュ・メタル・バンド、オーヴァーキル。 80年に Virgin Killer として結成された彼らは、初期の頃はNWOBHM とパンク・ロックのアグレッションを掛け合わせたスタイルをプレイしていた。 82年に現在のオーヴァーキルへと改名し、84 年にはバンド名を冠した EP でデビュー。 翌年にはメタリカを発掘したメガフォース・レコードから『Feel the Fire』でアルバム・デビューを果たす。 吐き捨て型のヴォーカルが主流であったスラッシュ・メタル界で、ボビー“ブリッツ”エルズワースというハイトーンのヴォーカリストを擁していたオーヴァーキルは、正統派メタル・ファンをも巻き込み、大きな人気を博していく。 結果 87年のセカンド・アルバム『Taking Over』は、メジャーのアトランティックからのリリースとなった。 その後現在に至るまで、何と 19枚ものアルバムをリリースしてきた彼ら。 ここ日本にも何度も訪れているから、そのパワフルなステージに圧倒されたメタル・ファンも少なくないことだろう。 この度、そんなオーヴァーキルが 20 枚目となるニュー・アルバム『スコーチド』をリリースする。 前作『ウィングス・オブ・ウォー』のリリースが 19年だから 4年ぶり。 これはオーヴァーキル史上最長のブランクである。「自分のパートを書いては捨てを繰り返していた。 ミックスが始まってもまだ自分のパートを変えていたよ」と語るのはボビー。 パンデミックでツアーができない暗黒期を最大限に利用し、じっくりとアルバムを仕上げたのだ。 だからと言って、オーヴァーキルの方向性に変化があるはずもない。 オーヴァーキルはいつでもオーヴァーキル。いつも通り、パワフルなボビーのヴォーカルをフィーチャーしたエネルギッシュでメロディックなスラッシュ・メタルが展開される。 ミックスを担当したのは巨匠コリン・リチャードソン。オーヴァーキルとは 13年の『Killbox 13』以来、実に 20年ぶりのタッグ結成。 そんなコリンによる「現代のオールドスクール・アプローチ」なミックスも聴きどころ。 【メンバー】 ボビー“ブリッツ”エルズワース (ヴォーカル) D.D. ヴァーニ (ベース) デイヴ・リンスク (ギター) デレク・テイラー (ギター) ジェイソン・ビットナー (ドラムス)

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