出版社 : 扶桑社
「悲しみを癒す力」と「願いを現実にする力」を持つ少女ジウン。ある日突然、ひとりぼっちになってしまった彼女は、両親とふたたび出会うため、「心の洗濯屋さん」をオープンする。お客さんの心の傷を癒すうちに、ある大切なことに気づきー。丘の上にある不思議な洗濯屋さんの物語。
ロック・スターでもある著者が自らの神秘体験をもとに、世界の真理と人間のあるべき未来の姿を明らかにする!!1980年12月、ジョン・レノンが死んだ翌日。涙にくれる“僕”のもとを、山高帽をかぶった謎の紳士が訪れる。彼は「タイムベンダー」と名乗り、地球(マザー)からのメッセージをことづかっていると切り出す…。彼が語る壮大な宇宙の秘密とは?瞑想とヨガ、アマゾンでの神秘体験を経て、“僕”が得た深遠なる啓示とは?
刹那の光を求めてネオン街で出会ったわたしたちの、真っ暗闇の青春。売春、オーバードーズ、リストカット。学校や家より、わたしはここにいたい。よるべなき若者たちの孤独と、痛みと、共生を活写した鮮烈な「トー横文学」の誕生!
ヤクザが営む少女売春シンジケート。東中野にある、援デリ。リー、美香、木村と暴力団の思惑が交差する場所で、物語は爆ぜた。新宿・歌舞伎町を舞台に、平成から令和にかけて鮮やかに描かれたリーたちの物語。その最終章でリーは因縁深い相手と激突し、相棒の純ちゃんも避けては通れなかった男と対峙する。「飛鳥クリニックは今日も雨」3部作、ここに完結。
処方箋ドラッグに援デリという名の管理売春。平成中期の新宿・歌舞伎町で出会ったリーと美香。法の内と外を行ったり来たりする2人を待つ運命とは?「この子、泊めてあげてくれないかな?」ある朝、千鳥足で歌舞伎町を歩くリーは賭場で馴染みの顔から、声をかけられる。無口で陰気だが、笑うと片方の口角だけが上がる美香。1人暮らしをしていた北新宿の1DKで、突如奇妙な同棲生活が始まる。まっとうとは程遠い生き方をしていた2人はやがて惹かれ合い、仲を深めていくがー。
不夜城、眠らない街、東洋一の歓楽街。そんな言葉で表現される歌舞伎町の片隅で看板のない何でも屋を営むリーのもとには、昼夜を問わず厄介なトラブルが舞い込む。ポンジスキームと呼ばれる詐欺で荒稼ぎする詐欺師たち。それらを配下に収める暴力団。闇金業者に未成年売春シンジケート。彼らと激しく衝突し、時に共闘しながら時代を泳ぐリーには、忘れられない過去があった。
生井壮太は、文久町に住む高校2年生。お母さんがいなくなってからご飯を食べなくなってしまった中学生の妹・香織のために、初めての料理作りに挑む。ところが、知識ゼロからの料理は手探り状態で…。それぞれの思いが交差する新感覚ハートウォーミングストーリー。
時は、たった今の令和の時代への渡り廊下のような一夜。平成の終わりだけが告げられ、次の時代が令和となることはまだ分からないという平成二十九年、西暦二〇一七年の十二月だ。翌々年の五月には令和の世となる一歩前である。場所は古都の没落した家、そこで始まった何気ない夜に、百年を見渡す物語が思いがけず隠れていた。蔵の財産をすべて捨てるというユニークな直接行動をとる祖母が、ほんとうは日本人と日本社会の闇と格闘する日々を重ねてきた。それを二十九歳、みずからも苦しみのただ中に居る男子の手で明らかにする姿を、意識の流れと呼ぶべき手法も用いて劇的に、哀切に、そして平易に語り尽くす。
話題の人気コミック『僕の妻は発達障害』(新潮社)を原作に描く、かわいくて、前向きで、心が温かくなる珠玉のラブストーリー。ある日、物語の主人公・北山知花に発達障害の特性があることがわかる。自分ではどうすることもできない困難に直面し、試行錯誤しながら自分たちの“普通”をアップデートしていくエネルギッシュな知花と夫の悟。ちゃらんぽらんなベテラン漫画家、男気に熱いチーフアシスタントや空気の読めない後輩くん。さらにはクールに頑張るシングルマザーとのかかわりのなか、ふたりが見つけるしあわせの形。きっと世界は愛で溢れているー。人気ドラマを完全ノベライズ。
幸せが何かわからないのは、周囲を見回してばかりいるからかも。愛されようと頑張らないで。それが自分を傷つける。自分に合わせて、ラクに生きよう。韓国最大級の恋愛コミュニティを運営する著者が贈る163の珠玉エッセイ。