2025年11月3日発売
立原道造の詩「夢みたものは」から名付けられた総合誌の第10号。 「秋」の特集号です。 幅広く活躍中の作家26人による詩、短歌、ショートショート、写真、絵画……約70 頁。 作家たちが描くそれぞれの秋への思い…あなたの秋の風景と重ね、お楽しみいただけ たら幸いです。 目次より…「木の葉に混ざる」「秋うらら」「ヒガンバナ」「明日は晴れるかな」「小悪 魔の読書術」「秋いろ」「秋の船に乗って」「夜の秋」「夕焼けおでん」「割と日常」 「紅葉」「緑の葉」「やがてはモンスター」「無限のメビウス」「ラスターカラー」「秋 を買う」「秋」「とんぼ壁」「一千年後」「ゆうぐれの人」「秋の粒子」「花香る秋風」 「小さな妖精」「バス旅」「腕」「葡萄に栗鼠」 「ヒアシンスハウスの窓から」第五回は浅倉良子氏が俳句誌『ににん』と同人誌 『檸檬』を紹介します。 私の「秋」の一冊、本の紹介コーナーもお楽しみに。 本誌の夢のかけらが皆様の心に秋の光のように降り注ぎ、日々の生活が健やかに、 読書や創作の広がりに繋がりますよう願っています。
美しき復讐者が 最後に狙うのはだれか その嘘は一人の教師から始まったーー 十七年前に隠ぺいされた事件がいま襲いかかる! 宮城県警捜査一課の友永は奇妙な交通事故を目撃する。 女性が何かに怯えて自ら車道に飛び出し、重傷を負ったのだ。 続いて仙台の山中で遺棄死体を発見。難解な事件の幕開けだったーー。 セーラー服の亡霊をめぐる事件で喧嘩上等・腕力無双がまたも炸裂! 帰ってきた最凶の女刑事、シリーズ第2弾! 口は悪いが頭は切れる。揉め事は殴って解決! 制御不能な女性捜査官が杜の都・仙台を駆け抜ける。 第一章 姿なき脅迫者 第二章 十三階の高き壁 第三章 制御不能の女刑事 第四章 十七年目の再捜査 第五章 加速する亡霊 第六章 隠された過去を暴け 第七章 悪意を追い詰める絆 第八章 復讐の向こうにある笑顔 終 章 ラヴィル・ラフォーレの妖精