おむすび | 2025年12月1日発売

2025年12月1日発売

ぼくには笑いがわからないぼくには笑いがわからない

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年12月1日 発売

ナイチンゲールダンス ヤスさんから熱いコメントが到着! 「大学お笑いの解像度が高すぎる。 全員いた。 やっぱこれくらい拗らせとかなきゃ。」 好きな人をぼくが笑わせたい。真面目な大学生・耕助は“恋”と“自分のことば”を手に入れるため漫才を始める! i n 京都 ************ 朴念仁で惚れっぽい、でもめっぽう頭はいい京都の大学生・耕助は、 想いをよせる芸大生・百合子に自分が書いた論文を渡して気を惹こうとするが、 好きなタイプは「おもしろい人」「わたしのこと、笑わせてくれる人」と言われて撃沈。 おもしろいとはなにか、ぼくにはまったくわからないのだーーー。 百合子は学生漫才注目株のコンビ・ミーレンズが好きだと知り、 耕助は幼馴染の将吉とコンビを組んでM-1を目指すことにする。 まずは芸能養成所に入ろうとするが、苦学生で学費の支払い能力がないとみなされ落ちてしまう。 悩んで入った餃子屋で、副店長が売れない芸人だと知り弟子入りするがーー。 第一章 耕助 第二章 四郎 第三章 耕助

帰還帰還

封印された歴史、アフリカからの帰還 本作は、1974年にポルトガルで起きた「カーネション革命」直後、植民地アンゴラから本国へ帰還した少年ルイとその家族を描いた物語である。作者のドゥルセ・マリア・カルドーゾ自身もまた、アンゴラからの帰還者の一人であり、永くポルトガルでは封印されていた歴史である「植民地からの帰還者」の問題に文学的アプローチで取り組んだ話題作。 ポルトガル領アンゴラで暮らしていた白人の少年ルイとその家族の生活は、本国ポルトガルで起きた革命をきっかけに、歴史の大きなうねりに飲み込まれていく。本国に引き上げた帰還者たちは長期間のホテル暮らしを強いられ、そこにはアイデンティティや黒人差別など、さまざまなポストコロニアル的問題が浮かび上がる。1974年4月25日の革命後、アフリカから大挙して帰還した60万人のポルトガル人が「語らずにきたこと」を、ルイの目を通して赤裸々に描いた本作は大きな注目を集め、今もロングセラーとなっている。 「もうみんな行ってしまった。……僕らももうここにいるべきじゃない」

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