著者 : かんざきひろ
これは堂々たる初恋の物語である。容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能、金持ちの家に生まれ超美人の姉妹までいる。順風満帆な人生を送る千秋には悩みがあった。“生まれてから一度も恋をしたことがない!”高校では心機一転、女子にちやほやされる日々を送ってみせる!そう誓った翌朝、目覚めた千秋は女の子になってしまっていた。自慢の外見を失ってしまった千秋は大ショックを受けるが、鏡で見た「わたし」の姿は、めちゃくちゃ可愛い!さっそく妹に見せびらかしに行く千秋だったが、女子にモテモテな双子の妹・楓の身にも、とんでもない異変が起こっていてー
高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。和泉紗霧。その正体は、担当イラストレーター『エロマンガ先生』だった!?俺たち二人の夢は「紗霧を部屋から連れ出して一緒に自作のアニメを観る」こと。二人の作品、『世界で一番可愛い妹』のアニメ制作が着々と進行している冬。俺と紗霧は、仲間たちと共に騒がしい年末年始を過ごしていた。そんなある日、引きこもりを克服しつつある紗霧が「学校に行く」と言い出してーアニメ放送開始に紗霧の学校復帰、両親への交際報告に、月見里先生との最終決戦。今度の春は人生最大の祭りになるに違いない。妹の秘密を知ったあの日から始まった創作と恋の物語。エロマンガ先生の最後のお話を始めよう。
高校3年の夏、俺はあやせから桐乃の趣味について相談され、一緒に夏コミに来ていた。そこで会ったのはメルルのコスプレをした加奈子だった。「ねぇ、あんたさー。加奈子とどっかで、会ったことね?」聡い彼女は俺が偽マネージャーと同一人物だったことを指摘し、脅してきやがった。俺は桐乃の趣味がバレないよう、加奈子に従うことにしたがーさんざん振り回されて、喧嘩をして、知らなかった一面を見せられて…俺たちの関係は急速に変化していく。夏コミ3日目の、あの瞬間から始まるifストーリー。これは、俺とあやせの物語じゃない。俺と黒猫の物語でも、俺と妹の物語でもない。-俺と加奈子の物語だ。
大学生の日比木陽は、海辺のリゾートで謎の美少女・美奈と出会う。二人はすぐに近づき、結ばれるが、美奈は「私は人魚姫」と言って正体をひた隠す。やがて美奈の秘密が、残酷にも二人の間を引き裂いてしまうー。『くりいむレモン』当時の空気感を閉じ込めた、爽やかな青春ロマンスを原典復刻!紫綬褒章受章作家・稲葉真弓がかつて「倉田悠子」の別名義で著した、『くりいむレモン』の絶品ノベライズ。
あの夏の日、俺は黒猫と恋人同士になった。合宿から帰還し、世話になった友人たちに交際の報告をする俺たち。そんなある日、黒猫から夏休みの過ごし方について提案を受ける。彼女が“運命の記述”と呼ぶそれを面白く感じた俺は、自分にも書かせてくれと申し出る。そこに沙織まで乗ってきてー“運命の記述”は周囲を巻き込み、その姿を、運命と共に変えていく。誰にも止められなかった世界で降臨する真なる聖天使神猫。黒猫の妹たちとの出会い。五更瑠璃の両親との出会い。桐乃の帰還と決意。かつてとは違う逢瀬。かつてとは違う贈り物。かつてとは違う未来の形。そして再び、運命の夜が訪れる。完全書き下ろし黒猫ifルート、完結!
「花火の下、俺は黒猫に告白する」高校3年の6月。ゲーム研究会の部長から夏休みの取材合宿を提案された俺たち。最初は参加するつもりのなかった黒猫だが、父や妹からの後押しを受け参加を決める。合宿が始まると、俺は黒猫と一緒に、新幹線の中で赤城兄妹と歓談したり、フェリーの甲板で夕陽を眺めたり、露天風呂に入ったり、肝試しをしたり、花火をしたり。自然たっぷりの離島で、最高の夏休みを過ごす。そんな日々の中、俺たちは槇島悠と名乗る少女と出会う。占いやオカルトに精通する悠は、黒猫と意気投合し、島に伝わる“天女伝承”の取材に同行を申し出る。そこで俺たちは、不思議な体験をする。
高校3年の夏、俺はあやせの告白を受け容れ、恋人同士になった。「…桐乃には、内緒ですよ?」初めてのデート。そして、初めてのキス。新しい関係に戸惑いながらも、俺たちは残り少ない夏休みを二人で過ごすべく計画を立てる。「…わたしも…恋人と海とか…行きたいです」水着を選んで海水浴に行ったり、俺たちの関係を知った加奈子が、高坂家に襲来したり。様々なトラブルがありつつも、俺たちは毎日のように逢瀬を重ね、絆を深めていくのだった。そして、ついに桐乃が、俺たちの関係を知ることになりー。新垣あやせifルート、堂々完結!!
「待たせたわね、ここで主役の登場よ!」恋人同士になったマサムネと紗霧。そんな二人の前に、エルフが現れ宣言する。「ここでわたしが勝ったら、超面白いと思わない?」そうしてエルフは、様々な「秘策」を披露していく。「紗霧を、超可愛くて魅力的な女の子に鍛えてあげる!」「同人誌を作って冬コミに参加するわよ!」紗霧をさらに可愛くし、兄妹の創作者としての実力を引き上げ、さらにはとんでもない爆弾を炸裂させて、日常を大きく変動させていく。そんなある日、エルフの母親が娘を訪ねてきて…事態はエルフ自身も想定しない方向に転がり始める。山田エルフの激しい恋心に振り回されるシリーズ第12巻!
高校3年の6月。俺はあやせから、相談を受ける。「お兄さん、桐乃のことでご相談があります!」あやせは妹の親友で、俺のことを嫌っている…これからもそのはずだった。なのに相談に乗っているうち、「わたし、お兄さんにずっとひどいことをー」誤解は解け、俺とあやせの距離は急速に縮まっていく。「…へ、部屋で二人きりだからって変なことしないでくださいね?」「やっぱり!な、何を考えているんですか変態!!つ、通報しますよ!」あやせとアキバデートをしたり、一緒に妹ゲーをプレイしたり、夏コミに参加したりーどうしてこんなことに!?これから語るのは、『俺と妹』の物語ではない。-俺とあやせの物語だ。
エルフの猛アプローチによって、マサムネは紗霧と喧嘩をしてしまう。悩める兄妹は、それぞれ親しい人たちに恋愛相談を始めるのだが…。智恵やめぐみ、鈴音と恋バナをすることになったマサムネは、カラオケボックスの個室に連れ込まれて…。一方紗霧が、恋愛相談の相手として選んだのは、とある妹好きのオタク美少女で…。乗せられた紗霧は、『新妻妹』へと進化する。和泉家で催されたパジャマパーティに集ったのは、紗霧、ムラマサ、めぐみ、アルミ、京香。女の子だけの恋バナで、彼女たちの秘められた想い人が明らかになるー!
紗霧との甘い日々を過ごしていたマサムネは、ムラマサの父・麟太郎に呼び出される。千寿ムラマサのえっちすぎる新作小説が大騒動を巻き起こす!秋ー『青春の思い出』を作るため、ムラマサの通う女子校の文化祭に赴いたマサムネたち。コスプレ喫茶に占いの館、エルフのミスコン出場などなど…文化祭を巡るうち、謎に包まれていた梅園花の学生生活が明かされていく。そして運命の後夜祭へ…恋と青春の文化祭編スタート!
「初めて出逢うずっと前から…あなたのことが好きでした」お互いの過去を打ち明け合い、ようやく心を通じ合わせたマサムネと紗霧。二人は子供の名前を考えたり、初デートに行ったりと初々しいやり取りをする。そんな和泉兄妹に、エルフとムラマサが言ったこととは!?先輩作家の草薙から、酔った過ちで危険なメッセージを誤射してしまったことを相談されたマサムネと国光。彼の家に現れた人物とは?そして獅童国光渾身の新作小説の内容とは?叔母の京香に紗霧との新たな関係を報告したマサムネ。だが京香の返答は意外なもので…。和泉兄妹に京香がずっと隠してきた「秘密」が明かされる!
「今日から兄さんは、私と同棲するの」著作『世界で一番可愛い妹』のアニメ化によって不眠不休の生活を余儀なくされたマサムネ。兄の無茶を心配した紗霧は、『開かずの間』での“同棲”を要求する。そうして始まったのは、妹やヒロインたちとの“同棲生活”だった!?同衾、お風呂、家庭裁判!?恋に仕事に、二重の修羅場をなんとか乗り切ったマサムネは、束の間の休日に、様々な思い出を回想していく。『妹やエルフと過ごした休日』『智恵との出会い』『ムラマサ先輩との日々』『マサムネが小説を書きはじめた「きっかけ」』。-そして、『私』が語る、和泉兄妹の過去。シリーズ最大の謎が明かされる第8巻!
エロマンガ先生、禁断の初顔出し!担当編集によって仕組まれた陰謀から紗霧を守ったのは、セーラー服を着たうら若き『氷の姫君』の写真だった。兄妹の保護者、京香との新たな関係が描かれる。その一方で、和泉マサムネは、『山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』について、本人から熱烈なレクチャーを受けることに!妹一筋のマサムネを攻略するエルフの秘策とは!?さらには、めぐみたちと合コンをすることになったり、ムラマサ家訪問で彼女の秘密が明らかになるなど、ヒロインたちの猛攻勢にマサムネは耐えきれるのか!そして、マサムネたちの小説『世界で一番可愛い妹』にも新たな展開がー!?
12月、紗霧のクラスメイト・神野めぐみらの提案でクリスマスパーティを開くことになった和泉マサムネ。めぐみと山田エルフ、そして高砂智恵の初顔合わせや、エルフとっておきの“隠し球”、紗霧の可愛い企みなど、波乱必至のクリスマス。1月、マサムネは作家仲間の獅童国光、美少女イラストレーター・アルミの3人で『バレンタイン対策会議』を開いていた。全員が目当ての女子からチョコを貰うべく激論を交わすのだが…!3月、ラノベ作家たちのアニメ化バトルに決着がつき、和泉家は明暗分かれた同業者のたまり場と化していた。そんな中、兄妹の保護者が帰ってきて…。兄妹別居の危機に奮闘するのは意外な人物!?
「よーっく聞けよーニセモノ野郎。オレ様が“本物”の『エロマンガ先生』だ」「エロマンガ先生」の正統後継者を名乗る「エロマンガ先生G」の登場に動揺する紗霧。「エロマンガ先生」という恥ずかしいペンネームには、大きな秘密が隠されていた!紗霧は、最強のライバルとペンネームを賭けて勝負することになる。紗霧が隠していた、恥ずかしいペンネームの秘密とは?紗霧を圧倒する技量を誇る「エロマンガ先生G」の正体とはー?そして、和泉兄妹の新作『世界で一番可愛い妹』にも、新たなる展開が!ラノベ作家の兄とイラストレーターの妹が織り成す、業界コメディ第4弾!!
無事に『妹小説』を書き上げた和泉マサムネは、売れっ子作家・山田エルフの誘いで彼女の所有する南の島にやってきていた。引きこもりの妹・紗霧の件もあり、合宿に乗り気ではなかったマサムネだが、他ならぬ紗霧からの“後押し”や、ムラマサ先輩の参加もあって、この合宿を有意義なものにしようと意気込むが…。「二人で遊んでましょう!」仕事そっちのけで遊び始めるエルフ。「こ、こんな水着で…外に出るなど」エルフにハメられえっちな水着を披露することになってしまったムラマサ先輩。他にも新しく出来た執筆仲間やエルフの兄の登場など、マサムネはじめての執筆合宿はどうなってしまうのかー?
『兄妹の夢』を叶えるため『妹小説(仮)』の出版を目指す俺とエロマンガ先生ー和泉紗霧。担当編集を説得するべく、和泉兄妹は協力して企画書を作り始めるがーそこに次々と大騒動が巻き起こる!『発売日は一年後です』容赦なく現実を突きつけてくる担当編集。『かくまって頂戴!』締め切りから逃げ続ける売れっ子作家・山田エルフ。『和泉ちゃんと同じものを好きになりたいんです』『やつをラノベにハメる』妹のクラスメイト・めぐみと、本屋の娘・智恵の初遭遇。とある理由から、どうしても今年中に新作を発表したいマサムネは、優勝者に出版枠が提供される『ラノベ天下一武闘会』に挑む!だがそこにレーベル最強の宿敵が参戦してきて…!
高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。和泉紗霧。一年前に妹になったあいつは、まったく部屋から出てこない。今日も床をドンドンして、俺に食事を用意させやがる。こんな関係『兄妹』じゃないぜ。なんとか自発的に部屋から出てきてもらいたい。俺たちは二人きりの『家族』なんだからー。俺の相棒・担当イラストレーターの『エロマンガ先生』は、すっげーえろい絵を描く頼りになるヤツだ。会ったことないし、たぶんキモオタだろうけど、いつも感謝してる!…のだが、衝撃の事実が俺を襲う。『エロマンガ先生』は、俺の妹だった!?『俺の妹』コンビで贈る、新シリーズ!