著者 : abec
“もしも”をテーマに『SAO』の世界を自由に描く公式アンソロジー小説!『ガンゲイル・オンライン』や『クローバーズ・リグレット』だけじゃない!『魔法科高校の劣等生』×『SAO』の幻のコラボ掌編も収録!グルメあり、ゾンビやアンデッドあり、そしてキリトが本編より三歳年下だったらまで!?IFだからこそできる豪華な一冊!
神聖術師団長セルカ。整合騎士ロニエ、ティーゼ。二百年の時を越え、キリトは縁深い人々と再会を果たす。だがー。「…うそ…生きてたの…?」“彼”に似た面影を持つ男ー整合機士団長エオライン・ハーレンツの存在が、彼女たちの心に大きな波紋を投げかける。その衝撃冷めやらぬ中、ついに姿を現した“敵”。アリスたち整合騎士と、エオラインたち整合機士ーアンダーワールド新旧の護り手たちの、戦いの火ぶたが切って落とされる。一方“ユナイタル・リング”攻略は次なる局面へ。第二階層に到達したキリトたちもまた、新たな戦いに身を投じる!
セントラル・カセドラルでキリトを待っていたのは、二度と会えないはずの人々だった。彼女たちをめざめさせるため、そして《アンダーワールド》に迫る悪の正体を突き止めるため、キリトは惑星アドミナを目指す
第七層のカジノを支配するナクトーイ家とコルロイ家の長きにわたる暗闘は、キリトとアスナの介入によって予測不能の展開に突入する。“モンスター闘技場”を牛耳るコルロイ家の不正を暴こうとするキリト。だがそこにはさらなる陥穽が仕掛けられていた。“秘鍵”奪還、フロアボス討伐、そして悪辣なる陰謀の阻止ー。数々の難題に対し、残された猶予はわずか二日。この高難度クエスト攻略の行方は、全財産をかけた闘技場での大勝負に委ねられた。「大丈夫、うまくいくよ、キリト君」十重二十重に待ち受ける罠を潜り抜け、キリトたちは勝利を掴めるのか?
かつて、ベータテスターの半数が脱落したといわれるアインクラッド第七層。そこでプレイヤーたちを待ち受けるのは巨大カジノとー。「…失ったよ、全てを」ベータ時代のキリトが全財産を失った“モンスター闘技場”だった。情報屋のアルゴに誘われ、闘技場に仕掛けられた不正を探るキリトとアスナは、いつしかカジノの暗部へと足を踏み入れていく。いっぽう、“エルフ戦争クエスト”もまた急展開を迎えていた。キズメルと合流するため、ダークエルフの拠点“ハリン樹宮”を目指すキリトたちを、あまたの危機が襲うー!
亡き友と同じ目、同じ声を持つ仮面の男エオラインとの邂逅は、キリトに深い衝撃をもたらす。だが二つの仮想世界で同時進行する異変が、感傷にふけることを許さない。「もしかしたらこれは、新たな異界戦争の端緒なのかもしれない」二百年後の“アンダーワールド”に、再び訪れる動乱の予兆。一方“ユナイタル・リング”では“仮想研究会”のムタシーナとの決戦が迫る。彼女が率いるのは、恐るべき窒息魔法“忌まわしき者の絞輪”に拘束された、百人もの大部隊。迎え撃つキリトたちは、圧倒的劣勢を跳ね返すべく策を練るがー。
総務省仮想課職員、菊岡誠二郎との再会。それはキリトとアスナ、アリスを、“大戦”から二百年後の“アンダーワールド”へといざなうものだった。再びあの世界へ降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫であるローランネイとスティカ、そして。「これが“星王”を名乗る男の心意か。-よろしく、キリト君」“整合機士団”団長を名乗るその男は、かつてキリトが失った“彼”と同じ目をしていてー。一方、“ユナイタル・リング”世界では、キリトと仲間たちを狙う最大の“悪意”がついにその姿を現す!!
キリトとアスナ、アリスが謎のVRMMOゲーム“ユナイタル・リング”に強制コンバートされたその頃。シノンもまた、同じ世界に招き入れられていた。「私としたことが、こんな状況に追い込まれるなんて…」数々のミスの末に、仲間も装備もなく、“サーストポイント”も残りわずかの窮地に追い込まれたシノンは、生存を懸けてボスモンスターとの戦いに挑む。一方、キリトたちもまた、ホーム防衛とシノン探索の二手に分かれて行動を起こしていた。だが行く手には、過酷な自然現象と強大なモンスター、そしてキリトたちを狙う襲撃者の影がー。
『ザ・デイ・ビフォア』-“SAO”攻略のさなか、キリトはアスナにプロポーズし、二人は新婚生活を送ることに。だが新居に到着した二人が目にした光景は、思いがけないもので…?『ザ・デイ・アフター』-新生“ALO”に新たなアバターでダイブして以来、アスナは謎の“離脱現象”に襲われていた。その原因は、“SAO”時代に起こった一つの悲劇にあったー。『虹の橋』-海底神殿での冒険を終えたキリトたち。しかし海の王リヴァイアサンと深淵の王クラーケンの謎めいた会話は、一行を新たな冒険へといざなう!『Sisters’Prayer』-“SAO事件”のさなか、ある少女が医療用フルダイブ機器“メディキュボイド”の試作機に身を投じた。“絶剣”ユウキ、誕生の軌跡をここに。
キリトとアスナが“アンダーワールド”から帰還して1カ月。二人の傍らには、現実世界で実体を得たアリスの姿があった。しかしその平穏は突如破られる。「…レベル1…」「わたしもレベル1になってる!」3人が突如巻き込まれた謎のゲーム、“ユナイタル・リング”。それは“ザ・シード”プログラムで構築された全てのVRMMOが融合した“サバイバルMMO”だった。キリトは開幕早々、愛用の装備をすべて失い、パンツ一枚を残すだけとなってしまう。絶体絶命の過酷な状況下、謎に包まれた“VRMMOSVG”に、キリトが挑むー!
“アインクラッド”第六層で、黒エルフの騎士・キズメルと久方ぶりの再会を果たしたキリトとアスナ。彼女をパーティーに迎え、第三層から続く“秘鍵”回収クエストに挑む二人だが、その行く手には予測不能の展開が待ち受けていた。AIを凌駕する感受性を備えたNPCたちの登場。“秘鍵”を狙うフォールン・エルフの暗躍。新たな展開を見せるクエスト“スタキオンの呪い”。そして“扇動PK集団”の魔手ー。キズメルたちNPCをも巻き込んだ、狡猾な罠を退けて、キリトとアスナは第六層を突破できるのか!?
“黒ポンチョの男”との危険な邂逅を経て、“アインクラッド”第五層を突破したキリトとアスナ。ふとしたことから、奇妙な同居生活を送ることになった二人が次に挑むのは、“パズル”だらけの第六層。そして二大ギルドの均衡を揺るがす“ぶっ壊れ”アイテム“フラッグ・オブ・ヴァラー”の扱い、扇動PK集団の脅威。数々の問題を抱えながらも、二人は第六層の連続クエスト“スタキオンの呪い”に挑む。その先で悪意に満ちた“罠”が待ち受けているとは知らずにー。
山ゴブリン族オロイによる、人界人ヤゼン老人の殺害。“禁忌目録”と“力の掟”によって縛られたアンダーワールドの住人には、決して起こすことのできない事件が発生した。それは、人界と暗黒界に再び戦乱を引き起こさんとする“真犯人”の謀略だった。真相を探るキリトは、暗黒界軍の総司令官イスカーンの助力を得るも、すんでのところで犯人とおぼしき“黒ローブの男”に逃げられてしまう。調査が難航する中、アスナは殺害現場である宿屋で“過去覗術”の詠唱を試す。すると意外な映像が浮かび上がり…。そして整合騎士見習いのロニエとティーゼに“真犯人”の毒牙が迫るー!“ムーン・クレイドル”編、完結!
第三回スクワッド・ジャムの死闘から約一ヶ月。全国各地に散るSJプレイヤーのもとに、ある一通のメールが届く。それは、歴代大会の上位入賞チームのみが参加できるという新ゲーム、“20260816テストプレイ”への招待状だった。GGOの運営会社“ザスカー”からの依頼で開催される、SJとは全く趣旨の異なるゲーム。そのミッションとは、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するというものでー。SHINCと交わした再戦の約束のため、消極的ながらも参加を決意したレン。彼女が目の当たりにするNPCの脅威とは。時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“もう一つのソードアート・オンライン”第6弾!!
アンダーワールドは、三百年に及ぶ争乱の果てに、ついに一つになった。どこからともなく現れた、たった一人の“ベクタの迷い子”が暗黒の神を倒し、この世界に平和をもたらしたのだ。しかし、そんな人界の中枢、白亜の塔“セントラル・カセドラル”にてー。“整合騎士見習い”へと昇進したロニエ・アラベルは、人界の最高意志決定者“代表剣士”キリトから、衝撃的な言葉を耳にする。「-いずれもう一度戦争が起きる」“アンダーワールド大戦”のその後を描いた“アリシゼーション編”最後を飾るエピソード!
アンダーワールド“最終負荷実験”二日目。“人界軍”最強の整合騎士ベルクーリ、スーパーアカウント・太陽神ソルスのシノンを打ち破ったガブリエルは、逃げるアリスを追う。一方、圧倒的な数の“暗黒騎士”に包囲された“人界軍”囮部隊の戦場では、アスナの奮闘、リズベットやシリカらの助力虚しく、ついに自失状態のキリトが、ラフィン・コフィンの残党“PoH”につかまってしまう。積年の恨みを晴らさんと、PoHの毒牙がキリトに迫りー瞬間。キリトのこころの中に、声が響いた。それは、共に暮らし、戦い、笑いあった彼の親友の声。たった一人の、最高の相棒の声ー。ついに、キリトは復活する。アンダーワールドに生きる“すべて”を、救うために。
ー“光の巫女”アリス。闇の軍勢すべてを犠牲にしてでも、我が手中に収める。“最終負荷実験”二日目。整合騎士による命がけの奮闘により劣勢になったダークテリトリー軍は、卑劣な手段で反抗を開始する。アンダーワールドを外部から観測していた米軍傭兵・クリッターが、現実世界の人間たちを最終決戦に投入したのだ。その“本格派VRMMOゲームのベータテスター”は、五万人を超えた。闇の軍勢の増援に、絶体絶命となる人界軍。アスナ一人では到底太刀打ちできなかった。そこに、アンダーワールドで言い伝えられてきた創世の神々が舞い降りる。白く輝く太陽神ソルスと、優しく暖かい地母神テラリア。その二柱は、シノンとリーファの姿をしており…。
デスゲーム“ソードアート・オンライン”に閉じ込められて二ヶ月弱。攻略の最前線であるキリトとアスナは第五層へと到達していた。迷路のような街並みと極端に森や川などの自然が少ないこの“遺跡”エリアで、二人はゲームの醍醐味でもある“遺物拾い”をこなし、アイテムやコル(お金)を稼いでいく。そしてキリトは街の地下墓地で発生する小規模な“クエスト”を提案する。アスナも賛同するが、それが彼女の不幸の始まりだった。そのクエストには、彼女がもっとも苦手とするモンスターが登場するからだ。そう、墓地といえばー。果たして、アスナは恐怖心を克服し、第五層を攻略できるのか…?