出版社 : マイクロマガジン社
ゼロスリードの行方とSランク冒険者デミトリスのゴルディシア大陸派遣を賭けて、ウルムットにて再び武闘大会に挑むこととなったフランと師匠。デミトリス流正統後継者や半蟲人の傭兵団団長、果てはレイドス王国のスパイ(疑惑)など新たな強敵が参戦する中、フランは順調に勝ち進んでいく。しかし、武闘大会の裏で暗躍していた黒骸兵団の魔の手がフランたちに迫っていたー!子供を攫ってきて利用しようとするその腐った根性が気に食わないんだよっ!
「また、私のマスターになってくれますか?」ついに火蓋が切られてしまった帝国との戦争。旧人類、新人類の末裔が生存をかけたこの戦い、どちらとも引くことはできなかった。リビア、ノエルの援護もあり、敵の本拠地であるアルカディアに乗り込むことに成功したリオンとユリウスたちだったが、行く手を阻む帝国の騎士たちに、一人また一人と落ちていく。仲間の犠牲で中枢部にたどり着いたリオンはそこで、友人であった敵国の騎士フィンと対峙する。お互い譲れない戦いの中、リオンの愛機ルクシオンもまた苦しんでいた…。
聖王国の六万に及ぶ大群を紛砕したコースケ。戦争は終結したが、戦後処理に国内の平定とやることは山積みである。多忙を極める愛妻シルフィとは裏腹に、エレンを始めとした女性陣からの甲斐甲斐しいお世話にたじたじのコースケ。「産めよ、増えよ」の神の言葉を背景に迫る聖女様ご一行。そしてコースケを甘やかすだけ甘やかすハーピィたち。もはやコースケは種馬としての人生は避けられないのか…?そんな折、彼の元に帝国の使者として因縁の人物が訪ねてきてー?
「武王」が病を得たことでラーマ国では各地で反乱が勃発。しかし、たった一人の魔術師がアンデッドの軍団を率いて反乱軍を壊滅させているという。王国、反乱軍ともに禁忌である「死霊魔術」を使ったその人物の行方を追っていたー。心震える圧巻のラスト珠玉のファンタジックサスペンス、誕生。
耳長族のスクレールに続いて、尻尾族のエルドリッドを日本にお招きすることになったクドーくん。しかし遊園地でエルドリッドとはぐれてしまって、さぁ大変!クドーくんは彼女を無事にド・メルタへ連れて帰ることができるのか?そしてこれまで謎に包まれていたクドーくんの私生活もちょっとだけ明らかになる…?
賞金首のモンスターが出現し、等級不足のシアーシャは冒険者稼業の休業を余儀なくされていた。不本意ながらも休息となった二人が朝市へと出かけ満喫していると、なにやら周囲が騒がしい。どうやら人間と亜人の諍いのようだった。もとより人外であるシアーシャはもちろんのこと、傭兵であるジグもそんな争いには興味がない。何事もなかったようにその場を後にするジグとシアーシャ。しかし後に二人は知ることになる。この種族間の問題が想像以上に根深いことを…。