2023年8月発売
父親から魔法を使えないことを理由に無人島に追放されたカルは、 冥竜王アルティナに拾われ、最強と呼ばれる【竜魔法】を伝授される。 無詠唱で【竜魔法】を駆使し、実家からの追手を撃退したカルはあらたな拠点として無人島開拓に乗り出すことにするが……。 「それはまさか、伝説の魔剣グラムか?」 カルの兄レオンは、竜を滅することのできる【魔剣グラム】を持ち出し、 アルティナの命を狙う。 カルは家族となったアルティナを守るため、あらたな魔法を手に兄とふたたび対峙するーー。 【竜魔法】で最強になった少年の異世界無双ファンタジー、第2弾!!
授けられたのはS級をも凌ぐ最強の武器 洗礼にて『武器マスター』という詳細不明の能力を手にしたハイセ。 幼馴染のサーシャと冒険者になるも、能力が扱えずに足手まといだとパーティーから追放されてしまう。 さらに罠に嵌められ、死の淵に立たされたハイセだったがーーそこで自身の能力の真価に気づく。 それは異世界の武器を喚び出すという世界の理をも揺るがす能力で!? もう二度と裏切られることがないよう数々の魔物を単独で撃破し、ソロでは異例のS級冒険者に上りつめたハイセ。 さらなる高みを求め、前人未到の迷宮へ挑むことを決意しーー 仲間なんて必要ない。逆境から始まる異世界無双ファンタジー!
竜の王の騒動を解決した功績によって、無事にAランクへの昇格を果たしたジーク。次なる修行の一環としてライザが提案したのは、剣聖を決める「大剣神祭」への参加だった。武の国エルバニアに到着早々、剣聖ライザの力を求めて一行の下に第一王女のメルリアが訪れる。メルリア曰く、第一王子が王位簒奪を狙っており、陰謀を阻止すべく大剣神祭で優勝してほしいと頼まれるがー。戦争屋ゴダート、浪人キクジロウ、前回準優勝者アルザロフ…強敵揃いで大会は熾烈を極める中、さらにはスポンサーとして長女アエリアまでもがエルバニアに現れて!?無能なはずが超有能な、規格外ルーキーの無双冒険譚、第7弾!
第15回GA文庫大賞《大賞》受賞作 『このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)総合新作部門第3位 「打上花火、してみたいんですよね」 花火にはまだ早い四月、東京の夜。 内気な大学生・空野かけるはひとりの女性に出会う。名前は冬月小春。周りから浮くほど美人で、よく笑い、自分と真逆で明るい人。話すと、そんな印象を持った。最初は。 ただ、彼女は目が見えなかった。 それでも毎日、大学へ通い、サークルにも興味を持ち、友達も作った。自分とは違い何も諦めていなかった。 ーー打上花火をする夢も。 目が見えないのに? そんな思い込みはもういらない。気付けば、いつも隣にいた君のため、走り出すーー ーーこれは、GA文庫大賞史上、最も不自由で、最も自由な恋の物語。
まもりの妊娠が分かって、幸せいっぱいの葉二。同時に新居や出産など、やることは盛りだくさん。ところが葉二は育休を取れないと判明ー!二人は里帰り出産と新居の準備を分担して乗り切ることを決める。決意のもと、まもりは妊娠中も飲めるお茶や、葉二が収穫したての素材で作る天ぷらに元気をもらって、着々と準備を進めていく。しかし新居のリフォーム案で波乱!?これじゃあ庭や書斎に声が届かなくて、葉二さんが熱中したら出てこなくなっちゃいます…!大幅なプラン変更で、準備は逼迫!?
◆◆◆あらすじ◆◆◆ 帝都軍で怪異を討伐する神宮寺彰人は、冷酷な軍人として民衆に恐れられている。 その彼に《千鬼の頭目》と呼ばれる鬼ーー嵐花の討伐命令が下った。 嵐花は絶世の美貌と強大な力を持ち、帝都中で騒ぎを起こすが、気まぐれに人助けもし、どこか憎めない。 そんな嵐花に彰人は無意識に惹かれてしまい、この鬼を討つことは正しいのか、と苦悩し始める。 迷いつつも軍人として任務を果たそうとする彰人。 だが鬼を討つ術には彰人自身の命が必要で……!? 孤高の軍人と美しき鬼。桜舞う帝都の追走劇、ここに開幕ーー! ◆◆◆登場人物◆◆◆ ◆神宮寺彰人(じんぐうじあきひと) 帝都軍陰陽特務部少尉。 当代随一の術者で、怪異討伐のためなら容赦がないと恐れられている。 ◆嵐花(らんか) 《千鬼の頭目》と呼ばれる伝説の悪鬼。 帝都中で騒ぎを起こすが、どこか憎めない一面がある。 序章 青と春風 第一章 嵐が来たりて、花が舞う 第二章 老いらくの松と願いの夜 第三章 夜桜には早く、いつかの日にはまだ遠く 第四章 揺籃の終わり、帝都劇場にて 終章 鬼は今日も帝都に酔う あとがき
小説編集者として働く玲子だが、仕事では失敗し、結婚目前の彼氏は音信不通に。同じ編集部の山崎に不平をぶちまけ泥酔した翌朝、二人の体が入れ替わっていた!やむをえず二人は互いを演じて仕事を乗り切ると決めるが、ズボラで感覚派の玲子と潔癖で効率重視の山崎は元々天敵どうし。渋々始めた同居生活でも「俺の体で変なことすんなよ」と常に山崎の目が光っている。そんな中「山崎」(中身玲子)が担当することになった作家は意見を一切言わず、新作が早々に難航。二人は幾多の仕事を乗り越え元の体に戻れるのか!?
薔薇の【呪い】が解け心を通わせた二人。結婚へ向け幸せな同居生活が始まった。けれど幼い幽霊や新たな婚約者が現れ、鶴は心穏やかでいられない。そんな中、秋人の優しい嘘は鶴の恋心を惑わせてーー。 序章 雛鳥 第一章 夏の暑さと違う熱 第二章 婚約者と幼子の幽霊 第三章 偶然でも奇跡でも 第四章 きっと、遠くない『いつか』に 第五章 教えてほしいこと 第六章 未来を決めるもの 終章 あなたと、新しい日々を
将来、後世に語り継がれる伝説の女官吏「黒猫金庫番」こと蔡月花。彼女は今猛烈に困っていた。後宮費の半減か、戸部尚書の柏偉光との結婚か。半減は厳しく、結婚はまだしたくない。追い討ちをかけるように「皇帝が月花を妃にしようとしている」という噂が流れ、妃たちから嫌がらせを受ける。そんな中、若い妃が井戸に落とされる事件が起こる。月花は容疑者にされ後宮は不穏な空気に包まれるが…。「一銭を笑うものは、一銭に泣くのよ!」降りかかる火の粉は自分で払う、黒猫金庫番の伝説は、まだ始まったばかり。
隣国メリークとの事件を乗りきり、平穏な日々に戻った私、ピア。ルーファス様の手回しのおかげで、いざ、二人で念願の発掘旅行へ!しかし化石の取引事件が発生し、とある問題に気づいてしまう。それはー『この世界の運命が変わったことで歪みが生じる』ということ。私のせいだと罪悪感に苛まれていると、辣腕旦那様は化石で策を講じてくれて…!?
愛人騒動の誤解が解け、正式にレオンの婚約者となったティツィアーノ。想いを通わせたことで「毎日、どんどん君を好きになっていく」とレオンからの甘いスキンシップに翻弄される日々。今度は気持ちよく結婚式を迎えられると思っていたけれど…レオンと昔馴染みの皇女は花嫁がティツィアーノなのが不服なようで…?挙式前に波乱の予感!?
ラヴァール国で為すべきことがある。 その一心で崖の上に咲くマディ採取にやってきたアリシア。 難所を乗り越えどうにか手に入れたと思いきや、魔力が尽きて崖から転落!! そんなアリシアを助けたのはーーどうして彼がここに!? 一方、デュルキス国では、アリシアの師ウィルの死期が迫っていた。 その事実をアリシアが知る時、悪女の歴史がまた動く!
乙女ゲームの悪役令嬢、フローレンとして転生した主人公。面倒な貴族社会を避けて修道院での引きこもり生活をゲットすべく、あえてゲームの断罪ルートを目指し『悪役令嬢』の役割をしっかり果たそうと決意する。だが文化レベルが中世の世界で、特に食文化が貧弱。天使のような義弟に美味しいものを食べさせたい、と食事改革を進めることに。前世日本の知識を使い順調に食事改革を進めたところ、思わぬ誤算が生じてしまう。「おい、豚!」フローレンも家族もぶひぶひに太っていた!いまさらまずい食事には戻れないが、ともかくダイエットしなくては!異世界食生活改善物語、開幕!
十七歳という若さで死んでしまった病弱侯爵夫人のナターニア。ふと気がつくと彼女の前には小さな子猫が浮かんでいた。お猫さま(彼女はそう呼ぶことにした)曰く、ナターニアは幽霊になっており、己の人生を振り返り後悔をなくすため、七日間という時間と相棒・お猫さまが与えられたのだと言う。 「それではわたくし、旦那さまの再婚相手を見つけたいのです!」「え、それどういうこと!?」 ーー今作の苦労人枠は間違いなくお猫さまです……。 果たしてナターニアは旦那さまを再婚させることができるのか? そもそも彼女の死因は? お猫さまとともに謎を解決しながら、旦那さまの幸せの為に奮闘するナターニアの、愛に溢れた七日間の記録。
不敬罪で処刑され、五歳から人生やり直し中の嫌われ公爵令嬢アリスティーナは遂に逆行の原因・隣国のチャイ王女と対面する。記憶の中では華憐な《妖精王女》だったはずの彼女はなぜかアリスを睨みつけてきて……!? 「自分だけ生まれ変わって、良い子になったつもりなの? そんなの絶対許さないわ!」 逆上したチャイ王女により、婚約者で想い人のユリアンはひん死の状態に。アリスは怯えを押し込め、自分にできることを模索して突き進む。そんな彼女を支えようと信奉者たちが集まりーー。 「どうせ死ぬ気なら、何だって出来ますわよね?」 周囲を力ずくで幸せにしてしまう完璧令嬢(性格は悪いまま……)による人生やり直しファンタジー第二弾!
ヒロイン・ミュリエッタの登場に不安になるユリア。 彼女が“攻略対象”としたのは、ユリアの恋人・アルダール…!? 困ったことに、なぜかユリアにも面会を求めてきてーー。 そのうえ、ゲーム開始前だけどプリメラとミュリエッタが対面することに…! 「私やプリメラさまはシナリオに飲み込まれるの?」 有能侍女のおしごとファンタジー、急展開の第7巻!
その乙女、化物を喰らうさだめーー これが応募総数1469作品の頂点。 第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作! 獄門家ーー地獄より現れた血族。怪異ひしめく古都・京都を根城とする彼らは、呪術を操る胡乱な者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。 そんな凶家の末裔たる乙女ーー獄門撫子は、化物を喰らうさだめの娘。 荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしくーーこのうえなく、忌まわしい娘。 しかし…… 「撫子か。なるほど、その名の通り可憐だな。」 このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女ーー無花果アマナ。 自らを恐れもせずに笑う彼女との出逢いが、撫子を変えていく。 花天井に潜むもの。箱詰される人身御供。学園にあざなえる呪い。人を幻惑するけもの。かたちなき化物。 次々と怪異に挑むうち、二人はやがて目を背けていた己そのものと対峙する。 「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」 鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女。 二人のつむぐ縁が、血の物語の封を切る。 TYPE-MOON武内崇氏も認めた、おそろしくもうつくしき、少女鬼譚。 【編集担当からのおすすめ情報】 第17回小学館ライトノベル大賞で「大賞」に輝いたのは、TYPE-MOON武内崇氏も認める、超王道の現代伝奇! 独特の「理」のある世界観に引き込まれる伝奇アクションはもとより、強くてややこしい美少女と胡散臭くていい女の主人公コンビが交わす、絶妙に「刺さる」やりとりに要!注目です。
育英生選抜試験を無事突破した、成と伊那。ここからは、日本トップクラスの強者達との戦いだ。特に警戒すべきは“BIG・7”と呼ばれる上位7名の時代の寵児たち。緊張をあらわにする二人だが、目の前に突如奇抜な格好の少女が現れる。「いつでもハッピー“アクマちゃん”でーす!」試験を最下位から6位まで押し上げ突破した、ダークホース・唯村阿久麻。さらに立ちはだかるは、自己株『1兆円』の1位通過者、現経済界の“帝王”九十九弥彦。成と九十九には、なにやら因縁があるようで…。“世界権競争”本戦が今、幕を開ける!
姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。 この町の高校に通う中川栞は、いじめを受けて不登校になっていた。 ある日、栞の家に同居人として佐藤冥がやって来る。 誰にも心を開かない冥は、この町へ来た目的を栞だけに告げた。 「姉を死に追いやった七人の人間を皆殺しにしてやりたいの」 三年前、冥の姉・明里は、この町で凄惨ないじめに遭い自ら命を絶っていた。 その復讐のために、冥はここへ戻ってきたのだ。 冥は阿加田神社に伝わる血塗られた祭儀『オカカシツツミ』を行い、巨大な蛇の神『オカカシサマ』を自らの身に宿らせることで、七人の人間を殺していく計画を立てていた。 夏至の夜、冥は儀式を成功させる。 それから一日に一人ずつ、冥は神様の力を借りて、栞と共に姉の死に関わった人間を殺していく。 復讐と逃避行の日々の中、いつしか二人は互いに恋愛感情を持つようになる。 だが冥は栞に、一つの隠し事をしていた。それは『オカカシツツミ』を行った人間は、最後には自らの魂を神様に捧げなければならない、つまりは〈冥の死〉が避けられないことを。 「ジャンプ+」でも人気爆発中の、今一番キテる作家が送る、残酷青春ラブロマンス!!