2008年8月発売
▼第1話/動物園にて▼第2話/逃げるは祖父心▼第3話/春の誘い▼第4話/旅の前に▼第5話/おかしな二人旅▼第6話/姫路・菓子博から▼第7話/城崎にて▼第8話/お菓子の神様▼第9話/黒豆の里から ●主な登場人物/安藤奈津(洋菓子職人を志し、専門学校で学んだ20歳。和菓子の奥深さに心ひかれ、満月堂で働くことに)、安田梅吉(満月堂の親方。奈津を一人前の職人に育てるため、心構えに至るまで厳しく教え込む)、丸岡竹蔵(奈津の兄弟子。お調子者だが、腕はある)、月岡光子(満月堂の女将。亡き夫は店の若旦那だった。老舗の味とのれんを守るため、奈津に期待を寄せる) ●あらすじ/日本菓子大博覧会・東京予選に出品する工芸菓子の意匠を探しに、女将さんの兄で深川鈴々軒の旦那である鈴村さんと上野動物園へやってきた奈津。様々な動物を見て回り、ふたりが決めた意匠は、ピンク色が鮮やかな美しい鳥の「ショウジョウトキ」で…(第1話)。 ●本巻の特徴/いよいよ始まった日本菓子大博覧会。果たして結果は? さらに、茶道の名門・一ツ橋流の家元で奈津の祖母であるあやめと、ひょんなことから一緒に旅することになるが、その目的地は…!? ●その他の登場人物/大住喜八郎(なにかと奈津の世話を焼く、満月堂の常連客。実は大企業の会長で、奈津の父を後継者にと考えていた。奈津が実の孫だと知るが、静かに見守る)、外崎冬実(銀座の有名店・獅子屋の、驕れるお嬢様。奈津と満月堂を逆恨みし、父とともに策謀を練る)、外崎浩一郎(業界最大手・獅子屋の、冷徹かつ有能な経営者。娘には手を焼いている節も?)、秋山伊兵衛(獅子屋が誇る凄腕の和菓子職人)、一ツ橋あやめ(茶道の名門・一ツ橋流の家元。満月堂を高く評価し、奈津にも目をかけている。かつて大住とは恋仲で、奈津の母となる娘をひそかに生んだ)、田沼信太郎(浅草の老舗牛鍋屋「田能久」の若旦那。奈津に一目惚れ)
▼第1話/廃線▼第2話/九呂古志家の崩壊▼第3話/失われた島 ●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している) ●あらすじ/事業に失敗し疲れ果てた男が、20年ぶりに故郷の村を訪ねた。人々の温かな気遣いに護られ、励まされて育った村へ…。しかし、村はすでに過疎化によって廃村となっていた。そこで男が見た、不思議なものとは…?(第1話) ●本巻の特徴/別府湾にあったという、海に沈んだ“瓜生島”・新潟に伝わる“一つ目の黒入道”…各地の伝説に、宗像は呼び寄せられるように挑んでいく…!! ●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)
▼COMIC/浦沢直樹描き下ろしコミック 映画20世紀少年予告編▼ACT.01/'70大阪万博▼付録/20世紀少年の時代史▼ACT.02/38年目の太陽の塔▼ACT.03/正義の味方▼ACT.04/悪の組織▼TALK/浦沢直樹VS竹熊健太郎 20世紀少年と昭和を巡るインタビューPART-1▼ACT.05/'69アポロ月面着陸▼ACT.06/正しい秘密基地の作り方▼ACT.07/下町の駄菓子屋▼ACT.08/謎の生物の謎▼TALK/浦沢直樹VS竹熊健太郎 20世紀少年と昭和を巡るインタビューPART-2▼ACT.09/中山律子伝説▼ACT.10/団地妻の真実▼ACT.11/ローラーゲームを体験!!▼ACT.12/グアムの横井さん▼ACT.13/伝説のライ魚▼TALK/浦沢直樹VS竹熊健太郎 20世紀少年と昭和を巡るインタビューPART-3▼ACT.14/廃墟潜入&心霊写真▼ACT.15/超能力を追え!!▼TALK/あとがきにかえて 「失われた70年代」によせてーー。 ●本巻の特徴/竹熊健太郎・著、浦沢直樹・監修による『20世紀少年』公式副読本! 映画『20世紀少年』予告編コミックも収録!!