制作・出演 : デヴィッド・ヘイゼルタイン
これぞテナー・サックスによる伝統的ジャズ・バラードの世界。切々とメロディを歌い上げるプレイに胸が熱くなる。「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」はラテン風ミディアム・ファーストで演奏しているところが新味。ギターのP.バーンスタインも好演
発売元
グ・ルーヴ武蔵野音大出身、都内のライヴ・スポットを中心に活動している女性歌手。これはセカンド・アルバム。デヴィッド・ヘイゼルタインをはじめとするニューヨークの精鋭たちをバックにスタンダードをじっくり、丁寧に歌っていて、すこぶる好感度。歌も演奏も素晴らしい。
スタンリー・タレンタインの「シュガー」からスタート、コルトレーン・ライクな「マイ・フェイバリット・シングス」、ソニー・ロリンズの代表曲「エアジン」など、ファンのリクエスト曲を勇猛果敢に演奏しているストレートアヘッドな作品。エリックの魅力全開。
このレーベルでは2005年3月録音の『キラー・ジョー』に続くワン・フォー・オールのアルバム。今回は70年代のソウル〜R&Bのカヴァー集で、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロスのヒット曲を素材にストレートアヘッドなジャズ演奏を展開。
「遥かなる影」はジャズメンが採り上げることも多いバカラック作品。手馴れたように見えてもこの曲もなかなかジャズになりにくい。「アルフィー」はお馴染みの作品、題材を離れたソロ・パート部分では十分すぎるほどハードなのが彼らしいしたたかさ。
制作・出演
エリック・アレキサンダー / カーティス・フラー / ジム・ロトンディ / ジョー・ファンズワース / スティーヴ・ネルソン / デヴィッド・ヘイゼルタイン / ナット・リーヴス / レイ・マンティーラ発売元
インディーズレーベルホレス・シルヴァーのトリビュートからビル・エヴァンスの愛奏曲集を経て、超絶技巧のバド・パウエルのオリジナルに挑戦。ヘイゼルタインのリラックスしたプレイで、難解なバドの曲をわかりやすく再構築している。
制作・出演
エリック・アレキサンダー / ジム・ロトンディ / ジョー・ファンズワース / スティーヴ・デイヴィス / デヴィッド・ウィリアムス / デヴィッド・ヘイゼルタイン / ワン・フォー・オール現代ハード・バップのNo.1バンド、ワン・フォー・オールの3rdアルバム。人気テナー・サックス奏者のエリック・アレキサンダーを含む3管+ピアノ・トリオの六重奏団で胸のすくような、かっこいいニューヨークの音を聴かせてくれる。