2009年10月14日発売
リビルト・バイ・ヒューマンズリビルト・バイ・ヒューマンズ
超絶アコギ弾きとして脚光を浴びた人だが、デビュー作をミリオンセラーへと導いたのは、若々しさと哀愁とが同居する歌声の魅力だろう。今回の2作目では、彼自身ファンだというコーネリアスと「ウォント・レット・ゴー」「サウンドウェイヴズ」で共演。ビートルズのカヴァー「ヒア・カムズ・ザ・サン」では、シンフォニックなギターの腕前も披露。
ゴールデンタイムラバーゴールデンタイムラバー
エレクトロ・ポップ風のイントロから始まるスピード感全開のファンキー・ナンバー。宇宙空間を飛び散る光のようにきらめくSEを交えたサウンドのなか、ノンストップでグルーヴする大橋の熱っぽいヴォーカルが印象的に響く、TVアニメ『鋼の錬金術師』のオープニング・テーマ。
EverybodyEverybody
JUJUとのコラボレーションによる「明日がくるなら」で大ブレイクしたJAY'EDによるシングル曲。80年代ディスコ・ポップとR&Bが一体となったサウンドと、爽やかで美しい歌声が響きわたる久々のアッパー・チューンだ。
OOPARTSOOPARTS
1年4ヵ月ぶりとなる16作目。タイトルはOut Of Place Artifactsの略で、“時代にそぐわない遺物”という意味。逆説的な意味合いだとは思うが、デビュー21年目を迎えて、なおも新鮮というのは驚異的だ。近年のハイ・テンションなギター・ロック路線ではなく、全体的にオルタナな仕上がり。 瑞々しく濃厚。★