著者 : 雲屋ゆきお
他国をも巻き込んだ陰謀の首謀者を見つけ出すことに成功したミネルバ。冷酷と恐れられる皇弟殿下・ルーファスとの愛も日ごとに深めながら、穏やかな日々を過ごしていたがー急遽、事態は一転!解決かと思われた他国との陰謀に関し、新たな事実が発覚する!!どうやら首謀者は、第三者からの特殊能力によって操られていたようで…?大切な人たちを守るため、陰謀の渦中に飛び込む決断をするミネルバ。真相の究明に向けて調査を進めていくとー大昔に異世界から召喚された聖女とも関係があることが判明し!?小説家になろう発、第7回WEB小説大賞“大賞”受賞!!
嫌われ者の悪役令嬢だったビアトリスは、ずっと支えてくれた秘された第一王子・カインと、幸せな結婚へ!ところがその結婚に「幼馴染の黒い執着が障害になる」という不吉な占いをされてしまう。『幼馴染』とはまさか、元婚約者のアーネスト王子のこと…?不安になりながらもカインが治める辺境伯領に結婚式準備に赴いたビアトリス。カインは熱烈に歓迎してくれたけれど、どうやら周囲は二人の結婚を祝福する人ばかりでもないようで…!?
異世界人によって引き起こされた、国を揺るがす大騒動を見事解決に導いたミネルバ。「こんなに人を好きになったのは、初めてなんだ」冷酷と恐れられている皇弟殿下・ルーファスからの愛を一身に受けながら、花嫁修業に励んでいた。慌ただしくも充実した日々のなか、ミネルバが出会ったのはー妹に婚約者を奪われた辺境伯令嬢・ソフィー。その状況にかつての自分を重ねたミネルバは、傷ついた彼女の心に寄り添うため、ソフィーを自身の女官に任命する。さらに婚約式前に行われた式典で、ミネルバは王国式の装いを流行らせることに成功。未来の皇弟妃として、少しずつ帝国内での居場所を築き上げていた。その一方、ルーファスと共にソフィーの元婚約者に関する調査も進めていたミネルバだったがーどうやら彼女の婚約破棄には、国家間の思惑も絡んでいたことが判明して…?冷酷皇帝との愛がますます深まる第二巻!
二度の婚約破棄から結婚を諦めた公爵令嬢・ミネルバ。傷心のなか参加したお茶会で、ミネルバの前に現れたのはー「私に近寄らないでもらおうか」有能だが冷酷な“漆黒の皇弟殿下”として恐れられている帝国の第二皇子・ルーファスだった!お茶会の最中、主催者の理不尽な言動から咄嗟にルーファスを庇うミネルバ。すると、その毅然とした態度を見初められてー!?「…ミネルバが可愛すぎて、頭が爆発しそうだ」冷酷皇弟から注がれる愛で、心の傷が癒されていく溺愛ファンタジー開幕!!小説家になろう発、第7回WEB小説大賞“大賞”受賞!!
「ビアトリスは強引に俺の婚約者におさまったんだ。俺は最初から不本意だった」婚約者であるアーネスト王子がそう言っているのを知ってしまった、公爵令嬢ビアトリス。人気者の王太子殿下と嫌われ者の公爵令嬢という関係に甘んじていたビアトリスだったが、気持ちを切り替えて好きに生きることを決意する。「今までアーネストさまにかまけてばかりで、他の方々とあまり交流してこなかったわね。もったいないことをしたものだわ」けれど、美貌の辺境伯令息や気のいい友人たちと学院生活を楽しむ彼女に、それまで塩対応だったアーネストが、なぜか積極的に絡んでくるようになってー!?
世界を統べる次期世界樹・アルムの主となったフィオーラは、理不尽な生活を脱したものの、王位継承をめぐる政争に巻き込まれていく。そんな中、世間では魔物を封印している霊樹の力が弱まり、「黒い獣」による被害が拡大していた。ふたりは霊樹を蘇らせ、世界樹を継承するための旅に出るが…。互いを意識する旅路が、今、淡い想いを熱い絆に変える。
伯爵令嬢なのに、理不尽な扱いを受ける少女フィオーラ。婚約を破棄されたり、亡き母の形見の若木に火を放たれたりと、酷い仕打ちに耐え忍ぶ毎日。しかしある日、目の前に見知らぬ美しい青年が現れる。彼の名はアルム。なんでもこの世を支える世界樹の化身で、フィオーラは彼の主だというが…。不遇な娘に秘められた力と運命が、今、華麗に花開く。