出版社 : 一迅社
前世の記憶がうっすら残る貧乏伯爵令嬢のアマーリア。家族のために「買われた」彼女は契約結婚という名目でケンプフェルト公爵家に後妻に入ることになった。課された条件は三つ・公爵夫人として最低限の社交、生活の保障・どちらかが死ぬまで解消や離婚はしない・跡取りはいるので閨はなし 衣食住が満たされ、愛してもいない男と閨を共にせず、老後まで保障される。契約婚も悪くないと上機嫌のアマーリアだったが、彼女の前に不安げな幼い男の子が現れてー。「おか、しゃま…?」公爵家の跡取り息子レオンに一瞬で心を奪われたアマーリアは、可愛い継子と幸せな日常を謳歌できることに大歓喜!そんな中、息子にさえまったく関心を寄せることのなかった旦那様ヘンリックが、逞しく生きる妻の姿を見て距離を詰めてきて…?
バッドエンドが連続する鬱ゲー『精霊契約』の隠れ最強キャラに転生したシン。推しである女神ヘラを護り、主人公カイとの激闘を乗り越えたものの、主人公が不在の世界には新たな異変が忍び寄る。一泊二日の野外活動は、精霊と相反する存在ー邪神を崇める邪神教の謀略と狂暴化したモンスターが待ち受ける、過酷な試練へと変貌した。シンは親友アーサーやヘラ、そしてお調子者ながらも光の精霊適正を秘めるルドの潜在能力を引き出すことに。しかし、学園の裏で“完璧な支配者”を自負する生徒会長ラインヘルトがヘラを支配下に置こうと暗躍しー!?護りたい想いと支配欲がぶつかり合う、激動の第二章!
いつも通りVRMMOをプレイしていたはずが、気づいたらゲームの悪役ハイネ・クローデルになっていた。次代竜王の証である竜紋を持ちながら竜化できない一族の嫌われ者で、将来的に勇者に討伐されてしまうーそれがハイネ。大好きなゲーム世界に生きる竜人族になったなら、破滅を回避して長生きしたい。でも、右腕にある竜紋がおかしい。「神竜の後継者」の紋らしいが…そんな設定なかったよな?面倒事に巻き込まれたくなくて異質な竜紋を隠していたのだが、南方守護騎士団長セン・カレナに知られ、運命は思わぬ方向へー!?WEB発 珠玉の主従×溺愛ファンタジーBL、開幕!
伯爵令嬢ニコルの婚約者である侯爵令息ケイオスはいつも幼馴染の王女キャロラインのことばかり。手紙の返事は来ない、お茶の時間はすっぽかされ…ケイオスから放置されることに慣れてしまった彼女は、「向こうが好きにしているのだから、こちらも好きにすればいいんだわ!」と思いたつ。自分のやりたいことをして時間を使える。一人で行動することの快適さに気づいたニコルは、すっかりおひとり様に目覚めてしまいー!?実は両片想いをこじらせているおひとり様令嬢×ノンデリ婚約者のドタバタすれ違いラブコメディ開幕!
「来世は平凡に生きたいな…」邪竜を倒し、世界を救った大魔導師レティシアは、そう願いながら目を閉じた。レティシアが命と引き換えに発動させた、千年続く結界を残して。残された仲間たちは嘆き悲しみ、その地に『千年王国』を建国したー。それから二百年後。レティシアが転生したのは、牢に幽閉されていた痩せっぽっちの少女だった!「平凡じゃないどころか、真逆なんですけど!?」獣人に囚われ、虐げられていたことに怒り心頭!神から与えられた魔導書と、規格外の魔力を取り戻したレティシアは今度こそ好きに生きようと決意するのだが…。邪竜も転生しているし、かつての仲間たちも長寿を得て生きているし、獣人たちはしつこく追いかけてくるし、まったく平凡にはならなくて!?チートな能力をひた隠す、大魔導師の世界ぶらり旅、堂々開幕!
たったひとりで見知らぬ土地に渡り、ザルデイン帝国のエッカルト皇帝に嫁ぐことになったカティア。狼公爵の領地から帰還したものの、右腕に負った怪我が治るまで結婚式は延期。しかし、その間もカティアは古代遺跡から持ち帰った『聖鳥の卵』で料理を作ってみたり、貴重な『魔女石』をドレスの装飾に使おうとしてみたりと周囲を慄かせてばかりいた!そんなある日、『八聖公家』のナンバー3である鷹公爵の領地へ向かうことになったカティアは、アルバンに正式に謝罪をしようと試みるのだが…「謝罪は不要です!受け入れるつもりはありませんから」激しい敵意を向けられてしまって!?次の舞台は、鷹公爵領!獣人族が先祖返りをした大きな鷲「成獣」の出現や、古代遺跡に繋がる迷宮の異変などカティアがいるところに騒動あり(!?)な波乱尽くしの第二巻!!
幼なじみの澪が聖女召喚されたのに巻き込まれ、異世界にやってきた悠真。チート能力も魔力も授からず平凡男子のままだけれど、魔道騎士で第一王子でもあるアルフレッドの婚約者として快適に過ごしている。いろいろあった夏期休暇が終わると、アルフレッドが臨時教師として学園に現れた!一方、乙女ゲームのヒロインに転生しているミカエラは、隠れ攻略対象者のアルフレッドを狙っていてー新学期も不穏な予感!?チート騎士×おまけの平凡男子の異世界溺愛BL、第3巻!
ロクルス王国の小さき王子ーロクルス十世が攫われた。お守り役の騎士レヴィンは王国内はもちろん大陸中を駆けずり回って探していたのだが、どういうわけか見つけた王子は妖精しか棲めない妖精島でハーレムを作っていた。しかもこの光景、レヴィンの愛読書であるロクルス一世の著書『おねショタハーレム愛ランド〜そこはダメだよお姉ちゃん〜』にそっくり。目の前で理想のハーレム小説が現実化していることに、レヴィンは思わずニヤリとする。「おいおい、面白くなってきたじゃねえか!」面倒ごとが嫌いで一匹狼のレヴィンはあえて介入せず成り行きを見守るつもりだったが、「黒化妖精」と呼ばれる暴走妖精によって島の壊滅とハーレム崩壊の危機に!?妖精たちにモテモテのおねショタハ〜レム主人公にツッコまず、あくまで見守りたい騎士の異世界リゾ〜トファンタジ〜!
帰宅途中、交通事故に遭ってしまったことで、フローリア帝国の第七皇女アデライーデとして転生した柳原陽子さん(59)。皇女でありながら忘れられた存在と噂される14歳の美少女となった彼女は、皇宮での豪華な生活に慣れる間もなくバルク国に降嫁する予定であることを告げられる。しかしそこは人生も一段落した元アラカン主婦。優秀な侍女マリアの協力でこの世界についての資料を漁り自分を取り巻く現状を認識、人生二度目の結婚へと準備を整えていく。その中で、本来のアデライーデに向けられていた側近達の愛情や父である皇帝エルンストの想いを知った陽子さんは、新たな生を受け入れマイペースでお気楽なセカンドライフを満喫しようと画策するー!
古代中華風の異世界に転生した祆蘭(シュンラン)。青州のはずれにある貧乏な田舎村に生まれたけれど、仕事もなく暇を持て余すだけの日々。できることと言えば簡単なDIYと玩具作りくらい。このまま何をすることもなく人生を終えることを覚悟していたら、珍しいもの好きで有名な青州で一番偉い人ー青清君が彼女の玩具を気に入ったらしい。半ば強制的な形で祆蘭は「玩具作りの細工師」として城勤めをすることになり、特別扱いしてもらえる…かと思いきや、押し込められたのは簡素な倉庫。多少の不満を垂れながらそこで一晩を過ごそうとする彼女の前で、思わぬ事件が発生しー!?陰謀渦巻く貴族社会に巻き込まれた細工師の、魔法とトンカチで紡ぐミステリーな物語が今始まる!
エーリズ王宮の筆頭聖女ソニアは、他の聖女に嵌められて仕事をクビになってしまう。しゃーないか、と王都で格安の診療所を開くことに。お客さんの笑顔が見られるうえにお金も稼げてラッキー!そんなことを考えて大好きなパンを食べていると目の前を通り過ぎた馬車から隣国の皇弟クラウディオが飛び降りてきて!?出張での治療を依頼されてテノラス帝国を目指すことになりー?規格外な治癒魔法が使える聖女ソニアの街角診療所、開店です!
大逆転後宮とりかえ伝、第六幕「絢爛豪華!金領」編、開幕。『ナディール王子殿下の、おなーりー!』金家領の港町、飛州。大陸中の財宝と美食が集まるその町に、隣国、西琉巴王国の第一王子がやってきた。金清佳、黄玲琳、朱慧月、三人の雛女が揃って国賓を出迎えるのだが…。『偉そうな女!弱そうな女!冴えない女!こんな雛女たちからもてなしを受けるくらいなら、部屋に籠もって昼寝でもしているほうがましだ』派手好きで浪費家なナディールは初対面から失礼連発。もてなしのすべてに難癖をつけて、出迎えの儀を妨害してくる始末!身内を虚仮にされた玲琳は、もちろん華麗な反撃に打って出る!しかしその裏では、大きな事件が密かに進行していて…。雛女の結束強まる第10巻!
本能のままにハーレムメンバーを増やす雑竜アレクは、ドワーフ族との戦争を見学する名目で、貴竜アナスタシアたちの故郷「北の大領地」へ遠征する。お父様・北の大領主の手厚い歓迎を受ける背後で、竜人たちは征服の時を待ちわび、開戦の合図である『雪解け』に備えていた。しかし、開戦直後に“巫女”フレイヤに打ち鍛えられた神鉄製のドラゴンスレイヤーが、竜人たちを壊滅の危機に陥れる。魔力を打ち消すその兵器により貴竜たちは次々と倒され、絶望が広がる中、アレクはドワーフ王へ立ち向かう!「貴方を殺し、僕が新たな支配者となろう!」力(と性)に貪欲な最弱竜人アレクの学園ハーレムライフ、第三弾!
寅、兎、狸の一族ーー新たな十二支族、登場! 一方、人間の番に不満をもつ人物たちが動き出して……。 「俺のユフィーー誰にも見せたくないな」 激・重な旦那さまも、ますますヒートアップ! 虐げられ令嬢×十二支族の獣人の王、話題の最強の嫁入りシンデレラストーリー、第二巻! 十二支族を統べるゼインクロウ帝国の王、ヨルハに見染められ、隣国に嫁ぐこととなった伯爵令嬢のユフィリア。 ヨルハからの溺愛を一身に受けながらも、周囲に認めてもらうために結婚式の準備を頑張るユフィリアだったが、ある日たまたま錬金術で発明した『毛がふわふわに伸びる育毛剤』が獣人の中でまさかの大ヒット! 卯の一族の族長から、どうしても譲ってもらいたいと訴えられて!? 一方その頃、ユフィリアの家族たちが帝国に乗り込み、さらに国内のユフィリア反対派の動きも活発になってきて……。 「すごいなぁ、ユフィは。……俺も、頑張らなくちゃね」 今日も絶対強者、ヨルハは獰猛に嘲笑うーー!
悪役に転生していた僕が討伐されるかもしれない15歳まであと少し。勇者のあっくんとはお友だちになって、鍛錬もしてますし、破滅回避の計画は順調です。…と思ってたのに、戦士も登場して勇者パーティがどんどん強化されて、僕はゲームの僕の武器を手に入れてしまった!よい子になろうとして8年くらい。がんばってきたけど、まだまだと言われたら否定できない。まずい。僕のファイナルが現実になっちゃうかもしれない!?破滅回避を目指す悪役のご令息のゆるふわ異世界転生ファンタジー第6巻☆
公爵令嬢リアは16歳での舞踏会で悪役令嬢に仕立て上げられ、ギールッツ帝国皇太子ジークハルトから婚約破棄を突き付けられるのを知っていた。なぜなら、死に戻りして2度目の人生を送っているから。国外で魔物に襲われ命を落とした前世での記憶を生かし、今回は婚約破棄されるまでに念入りに準備をしてから仲間と旅に出る予定だった。しかし舞踏会当日、ジークハルトから「君との婚約を破棄しない」と告げられ、前世では冷徹なはずの彼が溺愛してきてー!?
B等級冒険者アデムは、迷宮都市タンデムで膨大な知識を駆使して仲間を一流に育てていた(無自覚)。でも、彼女たちが強くなりすぎてしまい、アデム自身がパーティーにいる意味を見失うと、「全員追放しても問題ないだろう」と仲間を手放す決断を下した!しばらくはソロでの冒険を楽しむつもりだったが、そんな矢先、パーティーを追放された精霊術士リンファと出会う。彼女(?)は下位精霊としか契約できないという欠陥のせいで何度もパーティーを追放されていた。それでもアデムは見捨てず、彼女の秘めた能力を引き出すために踏破済みの迷宮“魔晶洞”へと潜るのだがー!?訳アリ冒険者たちの勘違いと成長が織りなす冒険コメディ!
旧大公家の血を引く一族の娘として生を受けたヴィヴィア。幼い頃から体が弱く家から出る事もままならない彼女は、従兄であるアンテルノ家の嫡男ロベルトを慕っていた。“血の近しいものと惹かれ合う”繰り返された血族婚とそれによって生まれた悲劇を避けるため、自分達は決して結ばれる事はない。そうわかっていながら、どうしようもなくお互いに恋焦がれてしまったヴィヴィアとロベルトは、周囲の猛反対を押し切りついに結婚する事に。その代償として「わたくしは貴方に健康な子どもを与えて差し上げる事ができないのですもの。だから、ちゃんとわかっているわ」「愛しているのは君だけだ。…どうかその事だけは忘れないで」ロベルトが他の女と生した子をアンテルノ家の跡継ぎ、すなわち我が子として迎えなければならないのだがー。