2024年11月29日発売
海底墳墓の探索から帰還した呉邪のもとに、三年前に盗掘で捕まり収監されていた幼馴染みの老痒が現れた。なんでもかつて訪れた、とある樹海にある遺跡の地下に、とてつもない価値を持つ青銅製の巨木が屹立しているという。そしてそこから持ち帰ったという貴重な宝物を見せつけてくる老痒に煽られた呉邪は、新たな冒険に旅立つことを決意する。かくして呉邪は、老痒とともにその遺跡があるという謎多き秦嶺山脈へ。しかし、前回の冒険をも上回る数々の怪異と驚愕の展開が、彼らを待ち受けていた!中国発大人気冒険ミステリーシリーズ、スケール感倍増の3番目のエピソード! エピソード3 青銅の神樹(原題:秦嶺神樹)
鎌倉時代、都でつつましく暮らす老侍。その正体は、かつて都中の人々に恐れられた大盗賊・小殿だった。足を洗った彼に興味を持ち、話を聞きに来た下級貴族の橘成季と仏師運慶、少年僧侶明けの明星の三人に、小殿はかつてある貴族の屋敷から真珠を盗んだ話を語る。客人三人は不可能と思える盗みを成功させた手口の謎解きに挑むのだが……。後鳥羽院、慈円、大姫ら鎌倉時代の重要人物たちが彩る、伝説の大盗賊をめぐる歴史ミステリ。 「真珠盗」 「顛倒」 「妖異瀬戸内海」 「汗牛充棟綺譚」 「雪因果」
転生した記憶を取り戻したことで、覚醒前の魔王の末裔・アレスに救い出され、殺される運命を逃れた皇子シリウス。内なる邪神の声に抗いつつ、魔導師団の団長となって市民を守るアレスの後を追って、シリウスも魔導師団に入団するが、そこにはアレスを絶望に突き落とす魔王側の罠が待ち構えていた。前世での記憶を頼りに様々な危機を乗り越え、シリウスはアレスの闇落ちを阻止していく。一方で、美しく成長したシリウスをいつか手放す未来を覚悟しつつ、再び一人になる孤独に耐えがたい絶望を抱えていたアレスは、シリウスからずっと秘めていた熱い恋情を明かされてーー!?
ランドリア王国の文官として激務をこなすフィーノは、政略結婚相手の暴虐で冷酷な公爵家のリナルドに長年虐げられていた。だがある日、不慮の事故で生死を彷徨ったリナルドが目を覚ますと……全くの別人のように変わっていた! 突然降りかかる彼からの愛情に混乱を隠せず、リナルドを避けるように執務に励むフィーノだが、やがて国をも揺るがす大きな事件に巻き込まれていくことになる。 ーーかつてこの国で一人の偉大なる魔法使いが死んだ「プリディーヴァの惨劇」。 リナルドはフィーノがその伝説の魔法使いの生まれ変わりであり、自身にとっての最愛の師匠であったと告白してきて? 「何百年、何千年かかっても、必ずまた巡り合うから。その時は今度こそ、愛し合おう」
南部戦線での快進撃により、オースティン軍はサバト軍を国境のタール川の向こうへと撤退させる。しかし大雪によって戦線は膠着、川を挟んでの長い睨み合いが続いていた。そんな中南部軍に合流したトウリは若き天才参謀ベルン・ヴァロウと出会う。彼の異様な雰囲気に恐怖を覚えるトウリだったが、ベルンは逆にトウリを気に入り、とある任務を依頼してくる。それは捕虜の女性レミの話し相手になってほしいというものだった。不信感を抱きながらも、レミが平和を願っていることを知り心を通わせるトウリ。だがそれはベルンが画策する「サバト崩し」のための布石に過ぎなかったーー。
弟に謀反を起こされ、神聖ドラグーン帝国との戦争の最前線に送られたアガーラム王国第一王子のレイシェル・フォン・アガーラム。最前線送りという酷い目に遭いながらも、チート能力『完全再生』を有するレイシェルは衛生部隊とともに、敵味方問わず負傷した兵士を治療する日々を送っていた。そんなある日、瀕死の重傷を負った帝国の女性竜騎士第七皇女・ローズマリーに遭遇したレイシェルは『完全再生』を使って治療する。すると、彼の能力に目をつけたローズマリーから「女王陛下・アルカリオンにかけられた死の呪いを解いてほしい」とお願いされて……。 世界最強の母娘たちとのちょっぴりエッチで濃厚な異世界ハーレムライフ、開幕。
気がつくと俺は人気ゲーム『エルシオンブレードファンタジー』の悪役貴族レイヴン・ドラクセルに転生していた。 レイヴンは超天才魔術師の少年だが、才能に溺れ努力を全くせず主人公との戦いに敗れて死亡する他、ゲーム内で用意されているルートは全て死亡ルートという悪役。 このままではいずれ破滅の運命を辿ってしまう……そう考えた俺は原作主人公はもちろん魔王にも負けない強さを手に入れるために魔法の修行に没頭し、『努力する天才』の道を歩み始める! これは数多の死亡ルートを回避し、生存ルートを掴み取るべく抗い続ける悪役の物語。
怪しいメールから届いた「理想の世界への転生権」。 昔やり込んだゲーム世界に行けるなら、と生まれ変わったその先は……1ミリも知らないゲームの世界! そのうえ、攻略失敗=世界滅亡で!? ミリしらな世界で立ち塞がる次なるイベントは レベル100超えの猛者が集う武術大会。 倍以上のレベルを誇る上級生たちを相手に 裏取引や携帯魔物、自爆魔法に折れた刀など 異次元の発想で大会の優勝を目指す! 全ては「原作を守護(まも)る」ため!! 秘策&奇策がさく裂する第2巻!
「わたくしは仮初の妻なのです。ほんの短い間だけ、貴方の妻でいさせてください」 ピエムスタ帝国の第三皇女コルネリアは、顔を見たこともない隣国の七歳年下の王子と政略結婚する。彼女を出迎えたのは、エルフの末裔であるというエツスタン人の中でもひときわ美しい少年リシャールだった。元敵国の皇女である年上妻にはじめは反発していた彼も、雷の夜に一晩過ごしたことがきっかけとなり、二人は姉弟のような穏やかな関係を築いていく。だが、少年から青年へと成長していくにつれリシャールはだんだんとコルネリアとの関係に不満を持ち始め、妻の元を離れる決意をする。五年後、武勲を上げ逞しい男となって帰還したリシャールは、コルネリアに告げる。 「貴女が仮初の妻なんかじゃないことを、分からせてやる」とーー。 クールな年下執着王子×異国から来たおっとり年上妻の年の差溺愛ストーリー!
異世界転生で理不尽な強さを手に入れ、王国騎士団長の座に就いたクライヒハルト。人類最強の英雄とまで称された彼だが、実は一目惚れした第二王女マリーから虐めてもらうためだけに騎士になったトンデモない“マゾ”で!? 戦時中の王国を守る報酬として、マリーから“ご褒美”を与えられる。そんな充実した日々を気ままに送るクライヒハルトであったが、常識人のマリーは彼を王国に繋ぎ止めるべく“女王様”を演じて胃を痛める毎日。さらに周辺諸国の強者たちもクライヒハルトを懐柔しようと策を巡らせておりーー!? マゾ気質な最強騎士と彼に振り回される人々が紡ぐ制御不能の英雄譚、開幕!! 【書籍版限定の書き下ろしエピソード2本収録】 ・書き下ろし番外編『裏方の彼女たち』 ・書き下ろし番外編『エピソードゼロ』
■平穏な「ゴルフ・シティ」に殺意が芽生えた。執念の刑事・冨田場波(とみたばなみ)警部の事件簿全4話。 埼玉県郊外の流星市(架空)は、豊かな自然を活用した「ゴルフ・シティ」。 ゴルフが市民スポーツとして浸透し、良識ある住民たちがのどかな生活を送っている。 主人公・冨田場波は家庭では「冴えないおじさん」だが、現場に行けば鋭い推理と巧みな話術で犯人を追いつめるベテラン警部。 当番の日にこっそりと、家族で昼食を楽しんでいたその最中、名門「春山ゴルフクラブ」の18番ホールで水死体が発見されたとの一報が入る。 平穏な街と清々しいゴルファーたち。そのベールを剥がすと、見えてきたのは嫉妬・確執・軋轢の渦だった…(第1話 理事長) 市営ゴルフ場の17番ホールのOBゾーンにある雑木林で、プレー中だったとみられる男の刺殺体が発見。背後から心臓に向けて鋭い刃物で刺されたことが直接の死因のようだが、それとは別に左手首をざっくりと切りつけられている。この2つの傷が意味するのは…(第2話 OB) ほか2編。 「喜劇」、「ショートショート」、「人情劇」などさまざまな手法を駆使して「人間の『善』と『悪』」を描き出した、「小説 ゴルフ人間図鑑」の待望のシリーズ第2弾。 今作は、部下思いの人情に厚い警部を主人公に、さらに切れ味鋭く人間ドラマを描き出す。
直木賞作家・澤田瞳子氏初の幕末小説 借財10万両から蓄財10万両へーー わずか7年で財政を建て直した備中松山藩の改革 【著者コメント】 幕末を書くのは今回初めて。 倒幕派、佐幕派といった対比関係でとらえられがちな時代だが、 その間に挟まれた数多の人々がいた。 彼らが激動の時代をどう泳ぎ渡っていこうとしたのか、 山田方谷を含めた当時の備中松山藩を切り取ることで描けると考えた。 激しく変化する時代の中でもがいた、ごく普通に暮らしていた 人々の姿をご覧いただきたい。 ーー澤田瞳子 備中松山藩(現・岡山県高梁市)にて藩校・有終館の学頭(校長)を 務めるかたわら私塾「牛麓舎」を開き、弟子たちの指導に当たっていた 陽明学者・山田方谷は、借財10万両を抱える藩の財政を司る元締役と その補佐役である吟味役の兼務を命じられる。 倹約令、殖産興業、藩札刷新などの改革により、備中松山藩はわずか7年で 借財を返済、さらに10万両の蓄財を作るまでになった。 だが幕末の激動の波は地方の小藩にも押し寄せる。 尊皇攘夷の声が高まるなか、藩主・板倉勝静が老中筆頭だったことから、 朝敵として備中松山藩に追討令が出され……。 時代の波に揉まれながら懸命に生きる人びとを描いた、 直木賞作家初の幕末群像劇。 【主な登場人物】 山田方谷 (陽明学者/備中松山藩元締兼吟味役) 熊田 恰 (備中松山藩物頭兼剣術指南/玉島騒動で切腹) 三島貞一郎(中洲) (方谷の門弟/二松学舎創設者) お繁(福西志計子) (方谷門弟唯一の女子/岡山県初の女学校・順正女学校創設者) 新島七五三太(襄) (上州安中藩士/同志社創設者) 川田竹次郎(甕江) (漢学者/東京大学教授/東宮侍講) 河井継之助 (越後長岡藩士/戊辰戦争で戦死) 板倉勝静 (備中松山藩第七代藩主/大政奉還時の老中筆頭)
歪んでたってズレてたって、 生きられる限り生きよう、好きな人たちと。 ゲラゲラ笑ってドキドキしてそして泣いて、 一気に読みました。 涙のあとに謎の力が湧いてきます。 吉本ばなな(小説家) 生きることの、苦しさ、切なさ、虚しさ。 それを乗り越えるエネルギー。 ゲッツさん。弱すぎて、強すぎます。 棚橋弘至(新日本プロレス代表取締役社長) 脳出血で2カ月意識を失ってのち、 退院したゲッツ板谷はようやく仕事復帰。 じわじわと復調を果たした2024年 還暦を迎えた今、 倒れて以後に見舞われた ジェットコースターの如き怒涛の日々を 仔細に綴ることにした。 強烈な出来事の連続ゆえ実名は避ける。 固有名詞を変えた形で、ほぼほぼ実話の形の 「小説」として書き上げたーー。 爆笑エッセイで大人気を博していたライター 「スリム佐藤」。 脳出血から復帰を果たした彼は旅に出た。 ひょんなことからハマった讃岐うどん。 高松の名店をすべて網羅したうどんマップを 誰に頼まれたのでもなく完成させるためだ。 そこで突如ファンを自称する不思議な男と SNSを介して繋がったスリム。 なぜか波長合ったその男との珍道中が始まるが スリムはその男が抱えた重い病について知る。 突発的な言動や強烈な行動の背景にあったのは 実は……。 並行してスリムはかつて連発させていた 自身のベストセラー、爆笑エッセイに登場する 古くからの自身の仲間との関係を振り返る。 極端な個性の面々にも 様々な変化や別れが待っていた。 愛すべき濃い面々にも等しく訪れる経年変化。 30年超の関係でも一切気づかなかった とある「秘密」を知ることになる……。 「ともだち」って何だろう? グレーゾーンにいるって特別なことか? 爆笑して、泣いて、元気が出る。 ゲッツ板谷、超・長編小説で怪気炎!!
著書『論語と算盤』を通じて、「道義を伴った利益を追求しなさい」と説いた渋沢栄一。その生涯では、約500もの会社を設立・育成し、日本経済の基礎を固めた。ある日、酩酊して気を失った渋沢栄一が目を覚ますと、令和に生きるアラサーの派遣OLになっていた。発展した日本の景色を見て感激するいっぽうで、待遇の悪さを諦め気味で毎日を過ごす派遣仲間たちを見た渋沢栄一は「このままではいけない!」と奮起する。 賃金格差、派遣切り、タワマン高騰……。果たして、アラサーの派遣OLになった渋沢栄一は現代の問題にどう立ち向かうのか
クラゲになることを選ぶ人。 木に変身した男。 冬眠する依頼人……。 ままならない日々を過ごす 私たちに起こる不思議な出来事。 読んだ瞬間から、自由になれる。 日常に解放感をもたらす、韓国発、8つの奇妙な物語! 事故で2年間植物状態になっている恋人を見舞い続ける“私”の前に、分身を名乗る幽霊が現れる。自分そっくりな幽霊が一向に姿を消さないため、“私”は仕方なく一緒に暮らし始めるが……(「幽霊の心で」)。人間をクラゲにしてしまう、変種のクラゲが大量発生する。社会に動揺が走るなか、音楽活動をやめた“私”は、自らクラゲになりたがる人をサポートする仕事につき……(「光っていません」)。所属している劇団が行き詰まり、仕方なく役割代行サービスをしている駆け出し俳優の“あたし”。誰かに代わって別れを告げたりニセの恋人になったりしているうち、ある男から、「冬眠の準備を手伝ってほしい」という依頼があり……(「冬眠する男」)。 閉塞感に満ちた日常に解放をもたらす、韓国発、8つの奇妙な物語!作家の言葉=イム・ソヌ/解説=倉本さおり ■収録作品 「幽霊の心で」 「光っていません」 「夏は水の光みたいに」 「見知らぬ夜に、私たちは」 「家に帰って寝なくちゃ」 「冬眠する男」 「アラスカではないけれど」 「カーテンコール、延長戦、ファイナルステージ」
漱石の『吾輩は猫である』の原点と言われる 教養ある天才猫ムルが自らの人生を綴った奇書! 幻想文学の鬼才・ホフマン最大の問題作を 名手の翻訳で贈ります。 猫のムルは生まれたての子猫の時、稀代の知識人にして奇術師アブラハム氏によって、橋の下から拾いあげられ、大切に育てられた。アブラハム氏の家にいるあいだにムルは、氏が書き物をするそば近くに陣取って、読み書きを習得したのだった。そして、自らの人生を回想する原稿を書き始めたが、羽根ペンで書いては、近くにあった一冊の本、『楽長ヨハネス・クライスラーの伝記』のページをちぎり、吸取紙や下敷きとして原稿にはさんだのだった。いざ、原稿を出版する運びとなった折、印刷所が、はさまれた『クライスラー伝』をうっかりそのまま組み込んで印刷してしまったというのが、本書である。つまり、牡猫ムルが自らの人生を語っている文章のそこここに、音楽家クライスラーの伝記が、はさみ込まれているという二重構造の物語(二重小説)なのである。 猫が主人公の動物小説であり、怪奇小説であり、犯罪小説であり恋愛小説でもあるという贅沢なこの物語は、当初は全三巻を予定していたのだが、著者ホフマンの死によって、第二巻で未完のまま終わっている。訳者あとがき=酒寄進一
技術が人類を自由にする 研究者、エンジニア、軌道ステーション職員…… さまざまなプロフェッショナルと、 技術予測に基づく未来の形 星雲賞受賞作『マン・カインド』で話題の俊英が贈る 人間と科学への信頼に満ちた11編を収録 宇宙で生物の「渡り」を研究する日本人と、春節に地球へと帰省する習慣を持つ華人のパートナー。それぞれの選択を描いた表題作ほか、薩摩(さつま)藩に雇われ江戸総攻撃に臨む屍兵遣いの数奇な人生を綴る「従卒トム」、大国による侵略の危機に晒される国境近くの難民キャンプで感染症対策に挑むエンジニアの闘い「距離の嘘」、軌道作業ステーションに就職した奄美(あまみ)の巫女(ユタ)が遭遇する宇宙的脅威「祖母の龍」など、国内外で発表した11編を収録。各編に書き下ろしの著者解題を付す。 テクノロジーと人類への希望を描く傑作SF短編集。解説=勝山海百合 ■収録作品 「ヴァンテアン」 「従卒トム」 「おうむの夢と操り人形」 「まるで渡り鳥のように」 「晴れあがる銀河」 「距離の嘘」 「羽を震わせて言おう、ハロー!」 「海を流れる川の先」 「落下の果てに」 「読書家アリス」 「祖母の龍」
互いが、互いにとって‶非日常″。 そんなふたりの距離は近づくか? 春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、 そしてーー冬の宿。 それぞれの季節に一度ずつしか 会うことのなかったふたりの一年を描いた、 絵画のような恋愛小説。 自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになるーー。 春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。 『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。
自らの過ちがきっかけで妻の死に目にも会えず、一人娘とも疎遠になった経済新聞記者。職を辞した男は介護職を得て知り合った車椅子の元外務省官僚から、アフリカでの砂金の買い付けと輸入を依頼される。偽物の砂金、賄賂社会、真夜中の大草原での野宿ーー。数々の困難に打ち勝ち、男は砂金を手にすることができるのか!?