2023年7月31日発売
奈落の底を目指し六層のさらに奥へと進む、リコとレグとナナチ、そしてファプタの4人。 そんな中リコたちは、謎の探窟家に遭遇し彼らのアジトに招かれることに。そこで待ち受けていたのは探窟隊『呪詛船団』の団長・神秘卿スラージョだった。 スラージョは、リコたちが『巫女』の一味ではないかと疑念を抱き、『試し』を課すことで信じるに値する者たちかを見極めるというが…?
"Think not that dreams appear to the dreamer only at night, the dream of this world of pain appears to us even by day." In this book, famed author Lafcadio Hearn presents 14 fascinating stories--including deathless ghosts and yokai, local folklore and haunted places, as well as Buddhist traditions. This edition includes a new foreword by Michael Dylan Foster which explains the book's importance as a Japanese cultural and literary classic. The Japanese have two kinds of ghosts in their folklore--the spirits of the dead and the spirits of the living. In Ghostly Japan examines both and, in the process, offers a fascinating window into Japan's supernatural and spiritual world. The 14 stories include: ・Fragment"--A young pilgrim encounters a mountain of skulls and is shown a terrible truth ・Ingwa-banashi"--On her deathbed, a dying wife bequeaths to her young rival a sinister and horrific gift ・A Passional Karma"--A spectral beauty transcends death to return for her handsome samurai lover ・Story of a Tengu"--A priest saves the life of a Yokai monk and is granted a wish, but the outcome is not as expected 霊の日本 英文版 再話作家の第一人者であるハーンが日本の霊を描く14編をまとめた短編集。
我らの父祖の言葉は死につつある…… ともに覚醒せよ、皆、ともに覚醒せよ! 現在では牧歌的な風景や美しい海岸のイメージのある、 フランス北西部の半島に位置するブルターニュ。 そこには言語を強奪しようとするフランスからの支配に ペンで抵抗した文学者たちの歴史と、継承が危ぶまれる ブルトン語を守ろうとする人々の現在があった! ======== 【目次】 第一部 受難と抵抗 第一章 抗う人々の歴史 第二章 ブルトン語の受難 第二部 民族主義と文学的営為 第三章 『バルザス= ブレイス』の誕生と「バルザス= ブレイス論争」 第四章 ナショナリズムと国民(民族)文学の黎明 第五章 信仰と郷土愛に生きた詩人ブレイモール 第六章 社会参加の詩人カミーユ・ル・メルシエ・デルム 第七章 ブルトン語文学の創造を希求した作家ロパルス・エモン 第三部 戦後の言語放棄と言語復興運動 第八章 ブルトン語の危機 第九章 ブルターニュ地方の言語政策 第一部 受難と抵抗 第一章 抗う人々の歴史 第二章 ブルトン語の受難 第二部 民族主義と文学的営為 第三章 『バルザス= ブレイス』の誕生と「バルザス= ブレイス論争」 第四章 ナショナリズムと国民(民族)文学の黎明 第五章 信仰と郷土愛に生きた詩人ブレイモール 第六章 社会参加の詩人カミーユ・ル・メルシエ・デルム 第七章 ブルトン語文学の創造を希求した作家ロパルス・エモン 第三部 戦後の言語放棄と言語復興運動 第八章 ブルトン語の危機 第九章 ブルターニュ地方の言語政策
「日の丸原爆製造計画」の真実 太平洋戦争中、理化学研究所の科学者たちは、陸軍か らの命令にどう対処したのか? 彼らは、本当に原爆を製造しようとしていたのか。 これまで世に出なかった新事実に基づくノンフィクション 小説。 戦中、戦後、日本の科学者たちは、陸軍やGHQ の圧力 に屈することなく、祖国の将来を見据えた基礎研究を続けたことが記されている。 はじめに 第一章 第二章 第三章 参考資料 あとがき
思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録する文芸雑誌がいよいよ創刊。 特集は「矛盾」。矛盾をいかに抱えていくか、矛盾があるからこそ可能になることは? 小説家、コーヒー店店主、数学者、物理学者、など様々なフィールドの書き手が「矛盾」を描く15のエッセイ・小説を集めました。 創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。 連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2編を収録。 すべてのページに画家・佐貫絢郁の書き下ろし挿画掲載。 巻頭言 ようやく創刊する『代わりに読む人』 この1年に読んだ本 2022-2023 ・panpanya/松尾信一郎/わかしょ文庫/小山田浩子/はいたにあゆむ/松尾模糊/今村空車/佐貫絢郁/蛙坂須美/飯村大樹/二見さわや歌/伊藤螺子/伏見瞬/永井太郎/深澤元/コバヤシタケシ/北村さわこ/牧野楠葉/陳詩遠/友田とん 特集 矛盾 ・友田とん 「矛盾」が考える ・はいたにあゆむ 環 感 勘 歓 ・今村空車 芝生の習作 ・わかしょ文庫 よみがえらせる和歌の響き 実朝試論 ・松尾模糊 海浜公園建設予定地 ・蛙坂須美 幽霊は二度死ぬ、あるいはそこにないものがある話 ・小山田浩子 こたつ ・松尾信一郎 水の滴るような積分記号について ・永井太郎 健康 ・陳詩遠 ありえない秩序 ・二見さわや歌 骨を撒く ・牧野楠葉 瑠衣 ・伏見瞬 「さみしさの神様」を待ちながら ・伊藤螺子 鶴丸さんの分身 ・友田とん 矛盾指南 連載・小特集 これから読む後藤明生2 ・細馬宏通 蕨、遡る歌 ・深澤元 後藤明生を売る ・panpanya 読み方 コバヤシタケシ dessin 2 ミイラ 著者略歴 読者の声