著者 : およ
EAT 悪魔捜査顧問ティモシー・デイモンEAT 悪魔捜査顧問ティモシー・デイモン
NY市警急襲部隊所属のミキオは人ではない何かに仲間を殺された。自らの証言を誰にも信じて貰えずにいた時、ミキオはFBIに呼び出される。そこで出会ったのは“ニューヨークの人喰い悪魔”として世を震撼させた死刑囚、ティモシー。なんと彼は人ではない本物の怪物で、怪物絡みの事件が専門の極秘ユニット“EAT”の捜査顧問らしい。半ば脅される形で“EAT”の勧誘を受け、見張り役兼バディとしてティモシーと共に過ごすことになるミキオ。食習慣も価値観も違い衝突する二人だが、街では臓器を喰われた警察官が発見されて…。
お花畑の魔王様お花畑の魔王様
魔帝王に仕える四天王の一人、南の魔王“クーデルス・タート”は、代替わりした新しい魔帝王から突然解雇を言い渡される。それと言うのも、戦闘民族である“魔族”の重鎮であるにも関わらず、その凡庸な姿をした中年男は温厚すぎて戦争には役に立たず、他者に対して力を誇らず。しかも“お花畑”という、無害としか思えないふざけた属性を持っていたからであった。人間の住む領域へと永久追放されたクーデルスであるが…、しかし彼らは知らない。この男が、先代の魔帝王がもっとも頼りにしていた、国の心臓とも呼べる存在であったことをー!
PREV1NEXT