著者 : ひたき
探偵あるところに事件あり。一世を風靡した華麗なる探偵一族『睦月家』は、ある時から殺人事件を呼び寄せる“死神”と忌み嫌われーそして表社会から消えた。それから数十年。睦月を名乗る双子、青士と赤音は今日も死体の前に立ち尽くす。「すでに証拠は撮ってある。こんなこともあろうかとな」「んじゃ、サクッと解決しちゃおっか。この名探偵赤音ちゃんが!」超天才&超心配性の兄・青士と、能天気な妹・赤音。二人は行く先々で事件が起きてしまうご先祖様の“体質”を受け継いでいたのだ!殺人事件?ご安心を。ならば事前に準備をしよう。カメラ、盗聴器なんでもござれ。それは掟破りの“先廻り探偵”の誕生でー!?
「とにかく飛行機に乗ってー次の舞台は日本よ」4体の少女型人工素体“ミミック”からなる少女姿の特殊部隊『ミミクリー・ガールズ』。大統領直轄の隠密として再始動した彼女たちに与えられた次なるミッション。それは札幌で国際犯罪組織“バル・ベルデ”のテロ工作から五輪を守ることだった。日本・極東連合との合同首脳会談に臨むクリスたち。そこへ現れたのはカグヤと名乗る可憐な美少女。こいつが日本の代表…ってまた少女かよ!!
2041年。人工素体技術“ミミック”が開発され幾数年。作戦中の事故で重傷を負ったクリス大尉は、素体化手術を受け前線復帰…と思いきや術後どうも体の調子がおかしい。鏡に映った自分を見るとそれはさらさらヘアーの良く似合うー美少女で!!?!?謀略と怨嗟が蠢く戦火の陰で突如結成された4体の少女素体からなる即席部隊。その名はー『ミミクリー・ガールズ』。射撃、格闘、潜入。あらゆる分野のスペシャリストである彼女たちに与えられたミッションは国際犯罪組織バル・ベルデに狙われた大統領の娘の護衛だった。クールなティータイムの後は、キュートに作戦開始!少女に擬態し、世界の巨悪を迎え撃て!