著者 : アマサカナタ
竜歌の巫女と二度目の誓い2 薬を探す子供竜歌の巫女と二度目の誓い2 薬を探す子供
「初めまして。僕はこの館のかかりつけ医です。彼女は僕のお手伝い」あの誓いから一か月。平穏な日々を過ごすルゼとギルバートだったが、ドミニクと名乗る青年とラティナという名の女性の訪れによって、静かな時間は急変する…。「竜の遺骸が、移送中に盗まれた」それは竜が関わる不穏な報せと、その件に関する調査依頼ー事件を追っていく中、ルゼとギルバートは、十二年前に交わした怪我を負った一人の少年と小さな竜の叶うことのない願いから始まった、悲しい誓いにたどり着き…「ボクの足が治ったなら…お前の背に、ボクを乗せてくれるかい?」大切な誓いを巡る物語、第二弾。
竜歌の巫女と二度目の誓い竜歌の巫女と二度目の誓い
「私を守ってくださいますか?」かつて幼き騎士ギルバートと誓った約束は呪いへと変わり、竜歌の巫女は名もなき少女となり再びこの地に生を受けた。少年に裏切られ、全てを呪いながら生涯を終えたこの世界。十二年の月日が経ち、生まれ変わった少女は奴隷として売られそうになっているところ、青年となった騎士ギルバートに拾われる…それは彼女にとって望まぬ再会。ルゼという名前を与えられ、やがて始まった彼の屋敷での生活。新鮮な日々、暖かい人たちとの触れ合いと久々に訪れた優しい時間は止まっていたルゼの時間をゆっくりと動かしー。世界を呪った少女と英雄となった騎士。誓い合った二人が、輪廻を超えて再び巡り合う再会と約束の物語。
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