著者 : オカアサハ
うちのじーちゃんは若い。それはもうありえないくらいに。だって、誰がどう見ても二十歳そこそこの“若造”なのだ。そんなじーちゃんの夜のお仕事は、不思議な力でこの世ならざるものと戦うこと。ある日のお風呂上がり。ジェットは家全体が闇に包まれていることに気づく。漆黒の闇の中には、何かが潜んでいるようでー。イケメンじーちゃんとラブリィな孫・ジェットに迫る魔の手!?そして、じーちゃんの“若さ”の理由である過去の秘密を知った時、ジェット少年はー。あれっ!このお話って、じーちゃんと孫のほのぼのコメディじゃなかったの。
齢六十を越えていくばくか。でも、誰がどう見ても二十歳そこそこなうちのじーちゃんは、赫い髪の超イケメン。ギターをこよなく愛し、シルバーアクセサリーをじゃらじゃらさせて、孫のぼくに愛をそそぎまくる。そんなじーちゃんには、お寺の住職という仕事のほかに“夜のお仕事”なるものがあって、日々ぼくらのことを守ってくれてる。そんなはちゃめちゃじーちゃんの過去の秘密って、一体なんなの!?『しにがみのバラッド。』のハセガワケイスケがお贈りする、かっこいいけどちょっとヘンなおじいちゃんとラブリィな孫の物語、リターンズ。
夏の匂い漂う休日。明宝の兄の助力で喧嘩の処分を免れた琥珀と龍童は、その恩もあり、盗まれた“夜光の珠”を捜してほしいという明宝の頼みを引き受けることに。しかし、忍び込んだ店では主人が殺されており、居合わせた盗賊団・禍蛇党と黒ずくめの怪盗との珠の奪い合いに巻き込まれてしまう。黒ずくめの残り香から何かに気づく龍童だが、その事件は、華洲を飲み込まんとする策謀と、琥珀のルーツを巡る戦いの序曲に過ぎなかったー!急展開の第二幕。
“華洲”が天下に誇る二つの武術院ーその一つ、自由な校風がモットーの雷星武術院の寮で暮らす緑科の少年、金の瞳の孤児・琥珀は、今日も肉まんを盗んで紅科の華紗に追いかけられていた。そんな琥珀はある日、先輩・勇仁を助けたことから美しい親友・龍童とともに、ライバルである幻風武術院とのメンツを賭けた“獅王争覇”に出場することに!隠された陰謀と禁じられた恋が交錯する天覧試合の行方はいかに!?エキゾチック学園ストーリー上演開始。
うちのじーちゃんは、若い。ありえないくらい若すぎる。還暦を迎えて幾ばくかという年齢なのに、やけに目立つ赤い髪の毛をして、ギターをこよなく愛してて、ヴィンテージジーンズや革パンを穿いて、全身にはシルバーアクセサリーじゃらじゃらで…。ぜったいおかしい。おかしすぎる。ていうか、なんでこんなに若いの?だってだって、誰がどう見ても僕のじーちゃんてば、二十歳前後の“若造”だよ…!?ハセガワケイスケがお贈りする、かっこいいけど、ちょっとヘンなおじいちゃんの物語。