著者 : ピジョン
アスクラピアの子アスクラピアの子
三〇超えのしがないサラリーマンの“俺”は、気がつくと異世界の薄汚れた下水道にいた。ディートハルト・ベッカーというみすぼらしい子供に生まれ変わっており、視界には浮浪児や獣耳の子供たちが。状況が分からない中、ディートハルトは子供たちのリーダーであるアビーに、己が何者でどんな能力を持っているのかを知るべきだと言われ、占い師の前に引きずり出される。結果、ディートハルトには神官の力が備わっていることが判明。その力でモグリのヒール屋として一稼ぎする生活が始まる。第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
PREV1NEXT