著者 : 亜沙木るか
はるかのウルルン事件簿はるかのウルルン事件簿
天文部のメインイベントは、毎年7月にある夏の天体観測会。あこがれの顧問、士郎先生と一晩中過ごせるのを、あたし楽しみにしていたの。ところが、その夜、部室で殺人事件が…。手がかりは、血のダイイングメッセージ。携帯電話は、アリバイを証明できるの?あたし、波野はるか。士郎先生の容疑をぜったい晴らしてみせる。ハイスクール探偵のおてなみ、見せてあげるわ。
星降る夜のウエディングベル星降る夜のウエディングベル
河世が千尋をかばって事故死してから、3か月。「時空の運命」から恋人を救えなかった千尋だが、タイムスリップ実験に協力する。ところが、飛んだ五年後には、さらに百年未来からきた、河世の子孫だという太斗が現れた。そして、死んだはずの河世の結婚式が行われていた…。「時空を超えて」第二章。千尋が戦うのは、地球人に横恋慕した、惑星バジャールの王女ランラン。
時空(とき)を超えて時空(とき)を超えて
超自然現象を研究する「オカルト研究部」は、彩木学園高校でもっとも伝統がある。新入生の千尋は、部長の河世くんにあこがれて、「オカルト研」に入部したものの、熱心な活動についていけない。河世くんの恋人になっても、彼はオカルトに夢中で、千尋の心とすれ違うばかり。ある日、千尋は放課後の校舎でタイムスリップ。未来に待っていたのは河世くんの死。運命を変えるために、過去へ飛ぶ千尋だが…。
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