著者 : 伊東ミヤコ
世界はほんの少しの闇と溢れるばかりの愛で満ちている世界はほんの少しの闇と溢れるばかりの愛で満ちている
両親を亡くした瞳子は、優しい従姉妹・綾乃の一家と暮らしている。高校に入学した瞳子は、1冊の本がきっかけで、同じクラスの人気者の保科と仲良くなった。引っ込み思案な瞳子だったけど、優しい保科との時間に、ほのかな想いを抱くように。そんな時、瞳子にまつわる、根も葉もない悪い噂が流れて…。クラスから孤立し、保科からも誤解され、深く傷ついた瞳子に手を差し伸べてくれたのは意外な人物でー。ようやく居場所を見つけた瞳子。でも、束の間の幸せの先に、思いもよらない残酷な運命が待ち受けていた。
BABY BLUE 君の瞳に映る、涙の色は[下]BABY BLUE 君の瞳に映る、涙の色は[下]
大ちゃんと楽しく過ごすはずだった夢子の誕生日。大ちゃんの部屋で聞かされた、あまりにも心ない言葉に夢子は深く傷ついてしまう。部屋を飛び出した夢子は、そのまま貴たちが出演するライブハウスへ向かった。そこで目にしたのは、貴と親友の里沙の楽しそうな姿。やりきれない思いを抱えたまま、夢子はある決意を抱いてー。夢子の想いの行きつく先は?
NEED 〜それでも君を、求めてる〜NEED 〜それでも君を、求めてる〜
優しい友達、温かい家族、そして大好きな片想いの相手。高校2年生の朝子は、幸せな毎日を生きていた。でもある日、その幸せは壊れてしまう。突如訪れた、失恋。冤罪で父親が捕まったことにより崩壊していく家庭…。深く傷つく朝子に、同級生の有沢くんはなぜか冷たい態度を取り続ける。実は有沢くんは、とある“秘密”を抱えていてー。
壊れるほどの愛を、君に壊れるほどの愛を、君に
両親がいない高2の日菜は、幼い頃から知人の家で育てられている。家にも学校にも居場所がなく、唯一、血の繋がらない同い年の兄・蒼太だけが心の支え。かっこよくて、いつも守ってくれる蒼太。でも、なぜか蒼太は日菜を避けはじめてー。深く傷つく日菜だったけど、さらに悲しい運命が二人を待ちうけていた。
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