著者 : 佐竹彬
スポーツの秋。晴信たちが通う八柳高校では、毎年システムの異なる球技大会が行われる。そして、今年の生徒会長である梢子が出してきた案は、一グループ四人のチームによるバトルロイヤルだった!しかも優勝賞品は、高級ホテル最上階レストランのディナー招待券!?運動能力の高い忍術少女・千代や剣術淑女・誉をめぐる熾烈な勧誘合戦の末、球技大会には晴信・千代・梢子・誉というチームで出場することになる。だが、大会を前にして、千代が足を怪我してしまい…。日常系忍術学園ボーイミーツガールストーリー第三弾!栄冠を手にしたとき、少女は誰を選ぶのかー。
夏。試験勉強をなんとかやり過ごしつつ、相変わらず忍術少女・千代や生徒会長の梢子に振り回される日々を送っていた晴信は、同じ一年生のポニーテール少女・誉と知り合う。「淑女の嗜み」として剣術を学んでいるという彼女は、同じ武術家(?)である千代に興味津々らしい。そんな中、「海というものに興味があります」という千代の言葉をきっかけに、晴信たち四人は誉の別荘に行くことになるが…。等身大日常系学園忍術ボーイミーツガールストーリー第二弾は、真夏の海を舞台にした、くノ一と剣術使いの大決戦!?灼熱の太陽の下で焦がれる想いーポロリも鼻血も上等だ。
高校入学を機に叔母の家で暮らすことになった晴信。引っ越し当日、出かけたコンビニから帰ってくると、見慣れない少女が家の様子を探っていた。千代と名乗った彼女は叔母の知り合いの孫で、なんと忍術修行をしながら育てられたらしい。「女になって“くノ一の術”を身に付ける」ために、一緒に住むと言い出す千代。しかし、どこかズレた彼女の言動は、晴信の日常に波乱を巻き起こし…!?「忍術的には、まずまずの結果です」「お前、『忍術的』ってつければ何でも済むと思ってないか?」佐竹彬が贈る、日常系等身大学園忍者ボーイミーツガールストーリー、堂々の見参。