著者 : 北原なおみ
あたし、和津真理。中3の探偵小説大好き少女。なかでも、ホームズが大好きで、探偵倶楽部“イレギュラース”を主宰してるの。最近、学校で、男の子の制服を着た女の子を、たびたび見かけるようになった。いったい、どういうことなの?あたしたちは、それが、単なる流行なのか、なんらかの理由があるのか、調査を開始したの。“ホームズ君は恋探偵”シリーズ、第5弾。
あたし、和津真理。中3の探偵小説大好き少女。なかでも、ホームズが大好きで、探偵倶楽部“イレギュラース”を主宰してるの。あたしたち、来年の春は卒業なので、アルバム用のクラブ写真を撮ったの。もちろん、ホームズ君もいっしょよ。ところが数日後、アルバム編集委員がやってきて、「写真が盗まれた!」っていうの。いったい、誰がなんのために…。なにがあっても、取り戻さなきゃ。
あたし、和津真理。中3の探偵小説大好き少女。探偵倶楽部“イレギュラース”のメンバーが、転校してきた志郎・ホームズ君が入会したので3人となり、やっと公認サークルになったの。部室は、司書のユミコお姉さんに頼みこんで、閉架図書室の一角を使わせてもらうんだ。その頃、校内で怪しげな事件が起こり始めたの。女子トイレの鏡に、ルージュで文字が書かれているの。それも「フクシュウ」と…。また、“イレギュラース”の活躍の時よ。
あたし、和津真理。中3の探偵小説大好き少女。学校で、探偵倶楽部“イレギュラース”を作ったんだけど、会員は、親友の鳩村正子だけなので、まだ、公認サークルになれないんだ。そんな時、クラスに転校生がやってきたの。名前は、志郎・ホームズ君。なんと、イギリス人と日本人のハーフで、背が高くてカッコイイ。シャーロック・ホームズの子孫だと名のって、探偵倶楽部の存在を知ると、参加したい、といいだしたんだ。もう、あたし、大喜びよ。