著者 : 向原三吉
他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた2他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた2
クラスの(元)問題児・江南梨沙に説教してから何故か彼女に懐かれた大楠直哉。彼は自分のペースを乱されつつも居心地の良さを感じていた。しかし、2学期も終わりに差し掛かった頃、江南について担任教師から再度相談を持ちかけられる。冬休みに入っても同じ予備校の冬期講習を一緒に受けることになり、2人の不思議な関係は変わらず続いていた。やがて、一緒に過ごしているうちに、大楠は彼女に対してある違和感を抱えることとなる。そして、彼女が抱えてきたものの正体を知った大楠は彼女とどのように接するべきか思い悩む。その末に彼が彼女のために出した結論とはー不器用な2人が紡ぐ青春ラブコメディ第二弾!
他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた(1)他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた(1)
教師からの信頼厚いクラス委員・大楠直哉は、同級生と交流しない問題児・江南梨沙を進路面談に出席させること、という難題を押しつけられる。義務感から声をかけるものの、江南の頑なな態度に大楠はかつての自分を重ねてしまい、つい強い言葉で説教してしまう。だが、なぜかそれ以降、江南は大楠を待ち伏せて一緒に帰ろうと付きまとってくるように。「興味があるから、かな。あんたのことが知りたい」とんでもなく人嫌いで美少女は江南が心を開いたと驚く周囲をよそに、大楠と江南のぎこちない交流が始まるー。問題児と優等生、正反対なふたりの素直になれない恋物語。第5回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞(ラブコメ部門)受賞。
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