著者 : 大場惑
ほしのこえほしのこえ
2039年。火星を訪れた探査チームは異星文明の遺跡を発見するが、突如飛来した生命体・タルシアンの手により全滅させられてしまう。その後、地球文明は遺跡から発見されたテクノロジーにより飛躍的に発達。タルシアンの追跡・調査を目的に国連宇宙軍も組織される。中学生のノボルとミカコは、同じ部活に励む仲の良いクラスメイトであったが、3年生の夏にミカコが国連軍選抜メンバーに抜擢され、二人は離ればなれとなってしまう。携帯電話のメールで連絡を取り合う二人だったが、宇宙船が地球を離れるにつれ、その時間のズレは決定的なものへとなっていく…。映像では語られなかったタルシアン侵攻の謎が今明らかに。
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