著者 : 大塚真一郎
魔女教大罪司教『怠惰』を討伐し、エミリアとの再会を果たしたナツキ・スバル。辛い決別を乗り越えて和解した二人、しかしそれは新たな波乱の幕開けだった。避難した村人の半数が戻らず、不安に揺れるアーラム村。同じく戻らないロズワールやラムとの合流を目指し、スバルたちは一路、『聖域』と呼ばれる地へ向かう。そこでスバルたちを待っていたのは、一筋縄ではいかない住人たちと、妖しげに笑うロズワール。-そして、夢の草原に佇む一人の『魔女』だった。「ボクの名前はエキドナ。『強欲の魔女』と、そう名乗った方が通りがいいかな?」大人気Web小説、過去と誓いの第十幕。-過去と現在の交差する、新章突入!
『リゼロ』のことがすごーくよくわかるガイド本、できました!カバーは大塚真一郎氏描き下ろし!エミリア先生とJKレム!初公開!フルカラー16ページに亘る充実のキャラクター資料!第三章までの内容を完全網羅!詳細な内容解説と“死に戻り”チャート!文庫未収録分を含む、月刊コミックアライブ連載の短編も時系列で解説!『エミリーさんのメイド道』『第一次マヨネーズ騒動』の2篇を収録!これさえ読めば全てがわかる、最強の『リゼロ事典』!お届けします!
ペテルギウス・ロマネコンティとの死闘に敗れ、再び時を遡ったナツキ・スバル。激戦の影響冷めぬままに、舞い戻った世界でスバルは仲間たちと共に大罪司教攻略のための作戦を練る。他者の肉体を乗っ取る邪悪、その目論みを打ち砕くために。一方、ロズワール邸に残るエミリアも、屋敷周辺に潜む異変の存在に気付き、領民の安全のために言葉を尽くしていた。しかし、ここでも出自は壁となり、無力さに打ちひしがれるエミリア。そんな彼女の下を訪れたのは、『剣鬼』のもたらす光明でー。「君が自分の嫌いなところを十個言うなら、俺は君の好きなところを二千個言う」大人気Web小説、別れと再会の第九幕。第三章、王都再来編決着ー!!
ーこれはナツキ・スバルが、彼女たちと過ごした平穏な日々の物語。ロズワール邸を発端とした魔獣騒動が一段落し、屋敷と村に平和な時間が訪れていた。そんななんでもない穏やかな時間は、しかし他でもないスバルの思いつきやエミリアたちの事情によって、騒がしくも賑やかに塗り潰される。エミリアの弱点克服に挑む『E・M・Tにラブソングを』。スバルとラムが望まぬピクニックに出かける『ラム・イズ・オーダー』。屋敷を襲った突然の寒波に便乗して遊び回る『冷たいのがお好き』など、WEB未掲載の短編集第二弾!『死に戻り』のない優しい時間、これがナツキ・スバルの望んだ楽しい異世界生活!
強敵『白鯨』との激戦を乗り越えて、再びメイザース領へ舞い戻るナツキ・スバル。共に死闘を潜り抜けた討伐隊に、因縁の末、和解したユリウスの存在を加え、一同はついに宿敵、大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティ率いる魔女教徒と激突する。エミリアたちを狙う『怠惰』の邪悪な企み。幾度も目の当たりにした惨劇を回避し、運命を覆すために、スバルの『死に戻り』の経験が活路を開くー!「それじゃ、いっちょう頼むわ。-頼って縋って、みんなの力で勝ちにいこうぜ」TVアニメ放送開始の大人気Web小説、絆と決意の第八幕。
剣鬼恋歌ーそれは今も詠われる剣鬼と剣聖の、男と女の、出会いと別れの、恋物語。親竜王国ルグニカを揺るがす、王国内戦『亜人戦争』。王国軍と亜人連合の激しい戦いに、国土は焼かれ、国民は疲弊し、人心は平和の訪れを渇望していた時代。英雄が戦火の中で生まれるならば『剣鬼』ヴィルヘルム・トリアスはまさにそれだ。一本の剣を携え、獣の如く戦場を暴れ回る少年剣士。己の剣の果てを渇望する彼の生き様はやがて戦友や王国、そして一人の少女を巻き込んで王国史に残る偉業を成し遂げる。大人気WEB小説、激動と剣戟の外伝!四十年の時を超え、今語られる剣鬼の戦い。
度重なる死に一度は心を折られ、しかしレムの言葉に再起を誓ったナツキ・スバル。『死に戻り』した記憶を活かし、エミリアを救うための手段として、スバルは王選候補者であるクルシュやアナスタシアを巻き込み、魔獣『白鯨』の討伐に打って出る。四百年の長きに亘り、世界を苦しめる『霧』の魔獣の討伐ー獣人傭兵団『鉄の牙』白鯨への復讐に燃える古兵たちが集う中、待ち望んだ機会に一人の剣鬼が歓喜する。「-我が妻、テレシア・ヴァン・アストレアに捧ぐ」大人気WEB小説、激闘と活劇の第七幕。それは愛と剣に生きた、一人の男の生き様。
ーこれは、とある少女と少年と、もう一人の少年の、始まりのための物語である。親竜王国ルグニカで行われる王位選定のための『王選』、その最有力候補クルシュ・カルステン。候補者の誰より王国の未来と在り方を憂い、気高くあろうとするクルシュとその騎士フェリス。二人の生き方に大きな影響を与えた少年がいた。少年の名はルグニカ王国第四王子フーリエ。幼き三人の出会い、共に笑い、過ごし、夢見た日々そして…。「フェリス、最初にお前に誓おう。-私は、王になることを望むと」今綴られるクルシュとフェリス、二人の決意に至るもう一つのゼロから始める物語!
大罪司教ペテルギウスへの復讐を誓い、再び王都へ『死に戻り』したナツキ・スバル。魔女教を撃退し、エミリアを救うための協力者を求めて奔走するが、候補者たちはそんなスバルに未熟者の烙印を押し、取り合おうとしない。突き放され、たった一人になったスバルが全てを諦めたとき、運命の歯車が動き出すー!「俺は…っ!俺は、俺が大嫌いだよ!!」自分の弱さを嘆く叫びが響くとき、ナツキ・スバルの本当の異世界生活が始まる。大人気WEB小説、再起と反撃の第六幕。-ついに動き出す、最も新しい英雄譚。
アーラム村に現れた旅の吟遊詩人リリアナ。未知の英雄譚を望む彼女に、ロズワール邸の滞在許可が出たことから大騒動が始まる『ゼロから始まる英雄譚』。スバルから休暇を与えられたレムの忘れられない一日を描く『メイド長の心休まらない休日』。月刊コミックアイラブ連載作と文庫完全書き下ろし『後追い星をやめた日』『エミリア・イン・ワンダーランド』を収録した、全てがWEB未掲載の短編集ついに登場。
エミリアとの最悪の別離より三日。逃げるようにして身を寄せたクルシュ邸で、レムの献身に甘え、心を腐らせていくスバル。そんな折、自分の在り方に迷うスバルの下へ、エミリアの窮地の報せが届く。『エミリアを救うことで、己の価値を証明する』-昏い考えを胸に、周囲の制止を振り切りスバルはロズワール邸を目指す。だが辿り着いた懐かしの地でついに、スバルは本物の“悪意”と対面する…。激動と波乱の第五幕。絶望と死の螺旋、迫る。
屋敷での『死のループ』に打ち勝ち、やっと平穏な日々を取り戻したスバル。束の間の安息を過ごすスバルだったが、王選の使者の来訪により、エミリアと同行して再び始まりの地である王都へと舞い戻ることに。王都で別れた人々との旧交を温めながら王選へのやる気を燃やすスバル。だがエミリアは頑なにそんなスバルの協力を拒む。すれ違いの感情は摩擦を生み、王都で新たに出会った人々をも巻き込んで、エミリアへの想いを胸に、奔走するスバルだったがー!?「エミリアの隣に騎士がいるなら、俺がそれをやる。俺がエミリアを王にする!」大人気WEB小説、新章開始!届かぬ想いと足りない言葉、そしてスバルはー。
さあ、物語を動かそう。大切な人たちと、同じ朝日を迎えるために。強い決意を固めて、屋敷の始まりの日へと舞い戻ったスバル。ロズワール邸で繰り返したループの記憶を総動員し、最高の選択を行うことで惨劇の回避を狙うスバルだったが、絶対に失敗できないという恐怖心とプレッシャーはスバルの心を蝕んでゆく。そんな砕け散りそうな心を抱えるスバルに、あの始まりの日と同じ微笑みを浮かべるエミリアが手を差し伸べて…。「笑いながら肩組んで、明日って未来の話をしよう」大人気WEB小説、第三幕開始!
「あら、目覚めましたね、姉様」「そうね、目覚めたわね、レム」王都での『死のループ』を抜け出したスバル。目覚めた彼は豪華な屋敷の一室で双子のメイド・ラムとレムと出会う。瀕死の重傷を負ったスバルは、エミリアの後見人ロズワール辺境伯邸に運び込まれたのだ。双子のメイド、禁書庫を守る幼い司書ベアトリスとの安寧で平穏な日常ーは訪れず、館を舞台に新たな死の連鎖が始まる…。-絶対に、助けてやる!大人気WEB小説、二ヶ月連続刊行で第二幕スタート!俺だけは覚えている。大好きになった人たちと一緒に過ごした時間があったことを。
コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された高校生・菜月昴。これは流行りの異世界召喚か!?しかし召喚者はおらず、物盗りに襲われ早々に訪れる命の危機。そんな彼を救ったのは、謎の銀髪美少女と猫精霊だった。恩を返す名目でスバルは少女の物探しに協力する。だが、ようやくその手がかりが掴めた時、スバルと少女は何者かに襲撃され命を落としたー筈が、スバルは気づくと初めて異世界召喚された場所にいた。「死に戻り」-無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す、唯一の能力。幾多の絶望を越え、死の運命から少女を救え!大人気WEB小説、待望の書籍化!-たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。