著者 : 巻村螢
いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃2いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃2
不吉の象徴と忌まれる白髪を持つ、前皇帝の娘・紅林。正体を隠して後宮で暮らす彼女は、その人柄と才知により次第に理解者を増やしていた。正体を知りながらも一途に紅林を愛する現皇帝・関玿(かんしょう)と幸せな時を過ごしていたある日、彼から「皇后にしたい」と告げられる。もし自身の素姓が明らかになれば国が傾くー紅林が葛藤する最中、外交交渉のため他国からの使者が後宮を訪れる。紅林の正体を知っているという王族の青年・王維は、秘密を守る代わりに妻になれと迫ってきて…!?
いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃(1)いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃(1)
不吉の象徴と忌まれる白髪を持つ、林王朝の公女・紅玉。ある日彼女は、反乱で後宮を焼け出され全てを失った。それから五年ー紅林と名乗り、貧しい平民暮らしをしていた彼女は、かつて反乱を起こした現皇帝・関玿の後宮に入ることに。公女時代の知識を使い、問題だらけの後宮で頭角を現す紅林は、変わり者の衛兵にまで気に入られてしまう。だが彼の正体こそ、後宮に姿を現さない女嫌いと噂の冷帝・関玿で…。互いの正体を知らない二人が紡ぐ、新・後宮ロマンス!
PREV1NEXT