著者 : 平野文
ラスト・シ-ンで抱きしめてラスト・シ-ンで抱きしめて
悦子はミュージカル・ダンサー。カレは新鋭ジャーナリスト。いいのよ、もうすぐオトナだもん…平日の昼下がり、ホテルのプールサイドはスキャンダラス…濡れた身体、うつろな夏景色。蝶の羽先にかすめられたようなくちづけ…短い吐息…いまも初恋。「とにかく俺は…ひとりになる」悦子はその飯嶋の強いまなざしに、抱きしめられたはずだったのだが…。ふたり、のはずのイタリアは、いったいどうなるの?
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悦子はミュージカル・ダンサー。カレは新鋭ジャーナリスト。いいのよ、もうすぐオトナだもん…平日の昼下がり、ホテルのプールサイドはスキャンダラス…濡れた身体、うつろな夏景色。蝶の羽先にかすめられたようなくちづけ…短い吐息…いまも初恋。「とにかく俺は…ひとりになる」悦子はその飯嶋の強いまなざしに、抱きしめられたはずだったのだが…。ふたり、のはずのイタリアは、いったいどうなるの?