著者 : 忍野佐輔
武装メイドに魔法は要らないII(2)武装メイドに魔法は要らないII(2)
国王から下された勅命は、家族の仇を護ることー炎槌騎士団を退けた実力を買われたマリナとエリザは、講和のため王国へやってくる帝国皇帝の護衛の任に就く。民草の安寧のため帝国に家族を殺された哀しみを抑えるエリザと、主人を支えるマリナ。しかし無情にも刺客の罠は主従を引き離す。襲い来る、首なし騎士、複体幻魔、そして自身の過去。マリナは囚われた異空間で独り皇帝を護り、エリザは二人を救うべく翼人の少女・ペトリナと行動を共にする。嵐を乗り越え刺客の正体を知った時、マリナとエリザは一つの選択を迫られる。異色の武装メイドアクション第二弾。ここに開幕!
武装メイドに魔法は要らない(1)武装メイドに魔法は要らない(1)
赤髪、片眼鏡、メイド服。たった一人の使用人が、メイスのような鉄塊を携えて魔導士の軍勢を制圧していた。公女を守るべく戦うメイドの名は、仲村マリナ。転生してきた元・民兵の彼女が授かった能力は、スカートから自在に銃火器を召喚できるという「武装」のみ。だが、それこそ彼女が望んだスタイルそのもの。甲冑の魔獣には、装甲を貫く対戦車弾頭を。飛行する騎士には、彼らを撃ち墜とすための50口径対物ライフルを。マリナは生前の戦闘経験を活かし、次々と刺客を掃討する。「これがバラスタイン家流のおもてなしでございます、お客様」魔法VS弾丸、規格外メイドの異世界アクション!
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