著者 : 木ノ歌詠
幽霊列車とこんぺい糖 新装版幽霊列車とこんぺい糖 新装版
飛び込み自殺をするはずのローカル線が廃線となり、生理不順で味覚障害な中学二年生・有賀海幸の保険金自殺計画はムダになってしまった。途方に暮れる彼女は、タガログ語で“幸せ”を意味する名を名乗る年上の少女・リガヤと出会う。「ボクがこいつを『幽霊鉄道』として、甦らせてみせる!」謎めいた彼女は、廃棄列車を復活させ自殺志願者の海幸に“死”を与えることを誓うのだった。海幸とリガヤの、忘れられない夏が始まるー
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飛び込み自殺をするはずのローカル線が廃線となり、生理不順で味覚障害な中学二年生・有賀海幸の保険金自殺計画はムダになってしまった。途方に暮れる彼女は、タガログ語で“幸せ”を意味する名を名乗る年上の少女・リガヤと出会う。「ボクがこいつを『幽霊鉄道』として、甦らせてみせる!」謎めいた彼女は、廃棄列車を復活させ自殺志願者の海幸に“死”を与えることを誓うのだった。海幸とリガヤの、忘れられない夏が始まるー