著者 : 桃野もきち
異世界転生したら、なんか詰んでた異世界転生したら、なんか詰んでた
気がつくと、異世界に転生していたミル。ところが家は貧しいし、母親はいないし、父親は暴力をふるってくるしで、かなり厳しい状況。そんな中で味方になってくれるのは、幼いころからなぜか見える精霊たち。どうやら精霊はミルのことが大好きなようで、なにかにつけ手助けしてくれる。とはいえ、このまま父親と一緒にいたらお先真っ暗…。そう思ったミルはこっそり家を出て、ロゼと名前を変えて、冒険者として生きていくことに。時に人に騙され、時に人のやさしさを実感しつつ、ロゼは自分の人生を切り開いていく。底辺スタートの異世界生活譚、ここに開幕!
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