著者 : 榊一郎
「目のやり場に困ってるんだよ。それとも誘ってるのか?」上官殺しの罪で現世には二度と戻れないという絶対流刑の地『棄界』に送られた魔術猟兵のイオリ・ウィンウッドは、湖で溺れかけていたところを少女に救われる。獣の耳と尻尾を生やし身の丈ほどの大剣を持つ全裸の少女はタビタと名乗り、匂いを嗅いだりとイオリに興味津々で…。そして父親の仇であるイオリを殺すため自ら『棄界』に来た女騎士ユーフェミアも巻き込んで、タビタの地竜狩りを手伝うことになるのだが…。「イオリが行く所、私、行く」生きなければいけない呪いを背負った少年と、ケモノの少女が紡ぐサバイバルファンタジー!
独自の作風で作家生活15周年を迎える浅井ラボと『されど罪人は竜と踊る』を愛する作家、漫画家、イラストレーターたちが大集結。-ある朝にプロウス軽食店で起きた奇妙な出来事を描く「ホートンの長くて短い朝」、妙なことからガユスが喫茶店でバイトすることになるが、もっと妙な事態になる「神聖尊厳」、謎多きストラトスの学生時代である「Nobody knows the color of darkness.」、これら奇想と笑い、恐怖と快楽、並行世界や本編の裏側にあったもうひとつの結末を描く、七つの変奏曲を収めた公式短編集をご堪能あれ。
宇宙からの侵略者から地球を守る絶対的な力“マシン”。だが、ついにその絶対防壁が突破されてしまう。いつもの力押しではない特殊な侵略に、いつの間にか、狭奇杜市以外の全世界が侵略完了されてしまっていたのだ。地球を護る秘密組織“サキモリ”の司令官にして、平凡に憧れる非凡な高校生の阿倍野晴克も、肝心の司令室にも入れない事態になり、ついに地球の全生命体への絶滅カウントダウンが迫る。天王寺美緒やシンディア達、晴克の仲間や敵の様な友人達が力を合わせて世界の存続を賭けての最後の戦いに挑む!そして、明らかになる“マシン”の正体、“サキモリ”の起源。侵略者と晴克との間に繰り広げられる息詰まる『平凡』対決!!果たして世界は救われるのか!?
阿倍野晴克は平凡に憧れる非凡な高校生。かつては父親の作った借金に追われる日々を送っていたが、今はなんと、宇宙からの侵略者から地球を護る秘密組織“サキモリ”の司令官にされてしまっている。今日も授業中に呼び出されては、防衛任務に就くという非日常を送っている。今度で2867回目の襲撃してきた侵略者も、地球衛星軌道にいる謎の絶対守護神マシンがあっさりと殱滅して、事は終わったかにみえた。が、宇宙船の破片が狭奇杜市に、現在は使用していない陸上競技場に落下。そして、そこに急成長する巨大な桜に似た樹木が現れた。この意表を突いた侵略に翻弄される“サキモリ”のメンバー達。晴克は市壊滅の危機を救う事が出来るのか!?
謎の『穴』で日本とつながったファンタジー世界『神聖エルダント帝国』。その日本だけの秘密だった異世界は、空母の時空間転移という大騒ぎの結果、米国にも知られてしまった。押し寄せる本格的武装の米軍に、日本とエルダントは困惑するばかり。さらに、いまや異世界と日本との絆も絶たれようとしている。“アミュテック”のメンバー達も日本への帰還を要請され、慎一の心情は穏やかではない。そんななか、なんとしても異世界の超技術を得ようと米軍海兵隊が超法規的強攻策に打って出た。狙われたのは、なんとペトラルカ!マジ現代世界最高峰の武力集団に対して、慎一たちは最後の抵抗を試みる。その最後の戦いの後には何が待ち受けているのか?大人気シリーズ、いよいよクライマックス!!
『地球は、狙われている』遙かなる太古より地球は数々の生命体に狙われていた。その地球を守るための組織“サキモリ”は、今、司令官不在という未曾有の危機に陥っていた…。主人公・阿倍野晴克は何のへんてつもない高校生。いや強いて挙げれば貧乏なことだろうか。「普通」というものに憧れている極貧高校生だった。しかし突如現れた自称・姉によって晴克は拉致されてしまう。しかもその上、謎の組織までが彼を拉致して驚天動地の拉致合戦。どうやら地球を守る運命は、この極貧高校生に託されたようなのだ!宇宙怪獣、ナントカ星人にetc.…。とんでもない侵略者たちから地球を守れ!
奏始曲による精霊の争乱を退けたフォロンとコーティカルテ。だが、連絡橋が破壊されたメガ・フロートーホライズンーは完全に孤立していた。しかも奏始曲に操られた精霊達の怒りは収まらず、ホライズンは悪天候の中、崩壊を始めていく。一方ポークトと行動をともにしていたリュネアは、彼の精霊に対する振る舞いを見て自らのカーマインへの気持ちが本物かどうか疑問を抱き、カーマインの秘密へと迫ることになる。隔壁が降り、移動もままならなくなったホライズンの中で繰り広げられる人と精霊ー似て非なるものーの葛藤と軋轢。精霊を恐れ、排除しようとする人々と、良き隣人として受け入れようとする人々。彼らの思いの行方は…そして脱出はなるのか!クリムゾンシリーズ第7弾!
富士樹海に出現した謎の穴で通じた異世界、慎一が日本政府からオタク伝道師として派遣された神聖エルダント帝国があるファンタジー世界は、実は遙か遠い未来世界である事が分かる。しかも、肝心の穴は不安定化し始めていて、もしかすると現代日本との行き来が出来なくなる可能性も出てきた。そうなれば、派遣された人々は時間的な島流しになってしまう。慎一たちは、異世界から去るように指示される。だが、慎一の心は今や異世界側にあり、簡単に帰る決断は出来ない。そんな悩める慎一に、さらに現代日本と異世界を巻き込む巨大なリスクが襲いかかる。それは『ファイナル・カウントダウン』って、なにそれ?
魔族との大戦争が終わって七年。魔物は人類に飼われ、魔力源として利用されていたー。魔王を討伐した英雄の生き残りであるジンゴと、都市の議会からも魔族からも追われる少女・メイベル。魔王の亡霊に頼まれて、メイベルを匿うジンゴの前に現れたのは、歌姫にして訓練された強力な勇者、“ミスリル・チップス”の少女3人だった!囚われの身となったメイベルを待ち受けるものとはー!?本格マジックパンク・ファンタジー第2弾!
月の輝く夜。孤児院の屋根の上で二人は出会った。比類無く強き精霊ーコーティカルテ・アパ・ラグランジェス。そして孤独な少年ーフォロン。「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。それはーダメか?」精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だがそれは少年にとって一夜の夢のような出来事だった。そして時は流れ、舞台はトルバス神曲学院に移り、ある事件をきっかけに二人の絆が再び動き出す…。神曲奏界ポリフォニカクリムゾンシリーズ『はじまりの物語』!
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『聖エルダント帝国』と敵対しているバハイラム王国で、天変地異が続発する!ミュセルの母親・ファルメルの預言で呼び出された、オタク文化交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一と毎度おなじみのメンバーは、バハイラムの最高機密“竜の巣”に潜入し、そこで奇怪な人形の様な少女・テレジア・ビグロウと出会う。北米連合機構の少佐だと名乗るテレジアは、実はここは遙か遠い未来の軍事工場であり、しかも、工場の主動力源が暴走し爆発しかけていると言うのだった。爆発すれば、バハイラムとエルダントは消滅する。で、それを救える唯一の人物が慎一だと告げるのだった。日本のただのオタク、ついに異能バトルものの主人公に変身するのか!?
魔族との大戦争が終わって七年。魔物は人類に飼われ、魔力源として利用されていたー。魔王を討伐した英雄の生き残りであるジンゴは、城塞都市の片隅で騎士に追われる少女・メイベルを成り行きで助けてしまう。少女を知人の“宿”に預けようとするジンゴだったが、突如現れた魔王の亡霊から「メイベルを守ってやってくれ」と不可解な頼み事を持ちかけられてー!?元・勇者の孤独な戦いを描く、本格マジックパンク・ファンタジー!
精霊病院を退院こそしたものの、コーティカルテは『力』が漏れ続けていく不安定な大人体型のまま、刻一刻と衰えていくばかりだった。そんなコーティと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、フォロンはあらためてお互いの存在を意識し合う。出会ってから初めてとも言える、それはゆったりとした時間だった。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。だが、待ち受けていたのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二柱。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める…。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る!
謎の『穴』で日本とつながったしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した主にオタク文化メインの交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一は、またもひきこもっていた。訳はまあ、この前のアレですね。で、天の岩戸を開けようと美埜里さんがあの手この手をくり出している間に、いつのまにか屋敷の外では大変な異変が勃発!?まさかのエルダント存亡の危機!他、女装美少年の光流やリザードマンのブルーク夫妻をフィーチャーした、バラエティに富んだ、シリーズ2度目の短編集です。
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した文化交流のため、それも主にオタク文化メインの交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一が今回は、エルダントでの新兵器開発に関わった大混乱に巻き込まれる!?精神干渉魔法に長けるツェルベリク王国に対抗するために、ガリウス達がエルダント城の最奥から発掘したのは、長く封印されていた『禁忌の鎧』。慎一達に意見を求めるために屋敷に持込まれたところで、なんとミュセルが、エルビアが、ペトラルカが取り込まれ、最悪の呪いが発動した!かつてない混乱と激闘を、慎一は治められるか!!あれっ、でもなんか、この『禁忌の鎧』って、妙に既視感があるんだけど!?
ガズ皇帝との激戦後、消息不明となったトールとチャイカ。二人を探す旅に出たアカリと紅チャイカ。フェルビスト大陸に訪れた束の間の平和の中で、彼らは、彼女らは、どこで何をしているのか?そしてガズ皇帝亡き後も『チャイカ』という存在を警戒するジレット。いまだ明確な『終わり』が見えない中、ダチア子爵領で『ガズ帝国軍』-旧ガズ帝国の正統後継を名乗る少女を旗頭とした武装集団が現れー。「我が名はチャイカ・ガズ」そう名乗った彼女のそばには、機杖を持った少女と黒衣の若者の姿が…。『チャイカ』サーガを締めくくる真のエンディング!!
200万ダウンロードを突破した新感覚ラノベスタイルRPG「スクールガールストライカーズ」に、待望のノベライズ版が登場!2014年夏に開催された第1回スクスト人気投票。そこでファンに選出された、初代エテルノクイーンこと夜木沼伊緒を筆頭に、澄原サトカ、菜森まな、降神陽奈、沙島悠水それぞれの日常を綴ったエピソード+彼女たち総出演の物語を、榊一郎、氷上慧一、ひびき遊の実力派作家陣が開発スタッフ完全監修でお届け!
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した文化交流のため、それも主にオタク文化メインの交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一が、今回はエルダント救国の英雄として望まれる、って何事!?事の起こりは、同盟国・ツェルベリクの大使・ルーベルト王子の来訪。この王子、超イケメンで、しかも来訪の挨拶と同時に爆弾発言。で、王宮は一気に大騒ぎに。それだけではなく、ルーベルト王子は学生時代にガリウス卿とかなり親しい、一種特別な仲だったらしく、美埜里の煩悩炸裂!で事態の混乱度にますます拍車が掛かる。エルダントの命運は慎一と“アミュテック”の面々にゆだねられたって、マジで大丈夫なのか!?
神を討ち滅ぼした“禁断皇帝”アルトゥール・ガズ。彼の次なる行動はシン、トール、ジレットに世界の三分の一を統べる王という『役目』を与えるというものだった。三つの勢力による未来永劫の戦争状態。世界を、再び戦乱の渦中へと戻す提案に対し、乱破師と騎士それぞれの応えは…。生きる目的、自分という役割、存在の理由。『棺担ぐ姫』と『従者の少年』。二人の旅路の終着点はもうすぐー。壮大なる『チャイカ』サーガ、ついに完結!
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した文化交流のため、それも主にオタク文化メインの交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一。以前、彼を誘拐した隣国バハイラムで異変が起き、誘拐首謀者だったエルビアの三つ子の姉妹の一人・アマテナと、その部下のクラーラがあろうことか、エルダントに逃げて来た。彼女等と秘密裏に取引していた慎一たちは、なんとかアマテナたちをかくまおうとするのだが、ちょうどその頃、“アミュテック”運営の学校ではカメラが大ブーム。気ままに向けられる無数のカメラの目からアマテナたちを隠し通すことはできるのか?さらには、武闘派独裁国バハイラムから危険な追っ手がやってくる。どうする慎一!?