著者 : 瑚澄遊智
目が覚めると丸一日たっていたり、いつのまにか保健室のベッドに寝かされていたり、ぼくの一日が徐々にあやふやになり始めた。さらに現実の世界でも向こうの世界と同じように“言葉”を感じるようになったぼくーいったいぼくはどうなってしまうのだろう…?一方、向こうの世界での王子としてのぼくは、終末を阻止するため、仲間達と聖地に向かう。かつて、人々が住んでいたという楽園へ、“始まりの人々”が築いたという砦へ…!眠るたびに二つの世界を行き来するツインワールドファンタジー、完結。
家のベッドで眠ったはずのぼくがふと目を覚ますと、そこは学校に似た場所で、でも、クラスメイト達は“魔法使い”だの“光霊騎士団”だの“歩み”だの馴染みのない言葉をあたりまえのように交わしていて、しかもそこでぼくはどうやら“王の息子”らしく、でも無能な王子と呼ばれていて…。眠るたびに二つの世界を行き来するぼくーだが、次第に二つの世界が奇妙な一致を見せ始め…!ツインワールドファンタジー、登場。
猪狩遼馬・咲夜親子は、各地に点在する魔杯教団の施設をしらみつぶしにするための旅に出た。だが、どうにも親子の間ですれ違いばかり。これはいけない、もっと親睦を深めねば、と遼馬が選んだ先は、温泉宿!娘と“親睦”を深めるには絶好のロケーションのはずであったのだが…!一方、アルバイトに精を出す須賀弘人の次なる仕事は女子高生のボディーガード。しかしそこでもまたとんでもない事態が…!人気の暗黒ファンタジー第4弾。
魔道士グル・クールーー黒魔道士組織“ウロボロス会”前長老会メンバーにして、魔杯教団顧問魔道士を勤めたこともある、七カ国2S級指定魔道テロリスト。だがそれにもまして重要な肩書きをその男は持つ。すなわち、羅魂陽馬の師匠ー!果たしてグル・クールーの来日の真の目的とは?そして最凶、最悪の師弟が揃ったとき…!一方、咲夜が父親の遼馬に「友達の保護者同伴」と嘘をついて、友達二人とだけで向かった先は、なんと夏の海!海には色んな意味で危険が待ち構えているわけで…!人気の暗黒ファンタジーシリーズ、第3弾。
バフォメット教団の生き残り・羅魂陽馬は巻き返しを図り、時忘れの回廊の封印を解いた。現れたのは教団さえ手におえず封印した四人の魔人。羅魂家の末弟・羅魂辰馬と、邪王、剣王、麗王と呼ばれる三人の騎士たちー己の欲望を満たすことしか考えない彼らが向かった先は、ネットワーク化された近未来モデル都市ASUKAであった。今、ASUKAの上で政府の公安特殊対夷セクションまで巻き込んだ恐るべき戦いの幕が開くー!!果たして遼馬、咲夜、弘人は彼らに対抗できるのか!?そして魔人たちの真の目的とは…!過激さが加速する暗黒ファンタジー第2弾、登場。