著者 : 薫る石
忘却のアイズオルガン 3忘却のアイズオルガン 3
悪魔が人類の隣人であった時代。魔術師・ダヤンは、己が屍人形としてしまった少女・アリアを生き返らせるため、記憶を失った彼女と悪魔退治の旅を続けていた。たどり着いたのは遠い異国の地。驚くべき事に、そこは魔術師が優遇され、人に扮した悪魔が闊歩するという奇妙な街だった。ダヤンはその背後にオスカーの存在を直感しさっそく調査を開始。そんな彼の前に、かつてのアリアに似た雰囲気を持つ少女が現れる。一方、アリアはダヤンに対する気持ちに悩み始めていて…。忘却のその先に相見える、魂と契約の物語第三集。
忘却のアイズオルガン 2忘却のアイズオルガン 2
悪魔が人類の隣人であった時代。ダヤンは、自身が屍人形としてしまった少女・アリアを生き返らせるため、記憶を失った彼女と悪魔退治の旅を続けていた。訪れたのは教会の厳しい戒律により、魔術師である親が処刑され、孤児となった子供が『悪魔の子』と罵られる歪な街。街の教会では奇妙な毒が蔓延する事件が起き、いっそう魔術師に対する目は厳しい。そんな中で、ダヤンたちは北国最強と謳われる異端審問官に目を付けられてしまうのだが…。悪魔喰いの魔術師と哀れな屍人形の旅。忘却の狭間に惑う、魂と契約の物語第二集。
忘却のアイズオルガン忘却のアイズオルガン
悪魔が人類の隣人であった時代。『悪魔喰い』の魔術師・ダヤンは、己が屍人形としてしまった少女・アリアを生き返らせるため、記憶を失った彼女と悪魔退治の旅を続けていた。旅の中で訪れた新たな街。住民たちは生気を失ったような様子で、病院を訪れる患者が後を絶たないらしい。さらに、巷ではその病院にまつわる奇妙な噂が囁かれていた。そこに悪魔の匂いをかぎつけた二人は、さっそく調査を開始するが…。悪魔をその身に封ずる魔術師と、寄る辺なき世界に惑う屍人形の旅。これなるは忘却の果てに垣間見る、魂と契約の物語。
PREV1NEXT