著者 : 西尾維新
怪異譚となる前の“風説”を取り締まる直江津署風説課で働きはじめた警察官・阿良々木暦。町を離れた、ひたぎと翼。二十三歳になった三人が選ぶ道と、暦が最後に伝える想いとは…?知れば知るほど、知らないことが増えていくーこれぞ現代の怪異!
美少年探偵団、五泊六日の冬期合縮。行き先は、指輪学園を追放された元教師にして芸術家・永久井こわ子が隠れ暮らす無人島ー野良間島。島にはこわ子がみずから製作した、鳥の名を冠する五つの館があり、それぞれに『見えない絵』で展示されているというのだ。滞在中にすべての絵を鑑賞するため、探偵団団員は個別行動を余儀なくされる。世にも美しい「館」を描くシリーズ第五作!
美少年探偵団六番目の団員となった瞳島眉美。団長・双頭院学、美声を操る生徒会長・咲口長広、料理上手の不良・袋井満、美脚と健脚を誇る足利飆太、寡黙な芸術家・指輪創作ー強烈な仲間と過ごす日々にも、ようやく慣れてきた。しかしある日、探偵団の事務所に巨大な羽子板が出現。敵対勢力からの挑戦なのか、はたして…。美少年の弱点が明らかになる美少年シリーズ第四作!
眠るたび記憶がリセットされる名探偵・掟上今日子。引き受けた事件は即日解決の彼女のもとに、今日も悩める刑事からの難題が舞い込んだ。呼び出されたのはなぜか、事件現場ではなく遊園地。依頼は、ある事件の容疑者より速く、巨大な脱出ゲームをクリアすることで…?名探偵vs.容疑者の「最速」の脱出ゲーム、開幕!
忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。壇上の今日子さんに投げかけられた危うい恋の質問をきっかけに、冤罪体質の青年・隠館厄介は思わぬプロポーズを受けることとなり…。美しき忘却探偵は呪われた結婚を阻止できるのか!?
人類最強の請負人・哀川潤。再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。彼が発する圧倒的な敵意は、哀川潤をどこへ誘うのか!?『戯言』とは真逆に、『人間』離れし過ぎた、『最強』のアドベンチャー!
退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。彼女の最後の事件は、池に浮かび上がった水死体。しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり…。辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
美術館で警備員を務める青年・親切守。彼が警護するエリアには訪れるたび、決まってある絵の前で立ち止まる白髪の美女がいた。彼女は掟上今日子。またの名を、忘却探偵。二人は警備員と観覧客のはずだった。美術品を巡る、数々の難事件が起こるまではー!西尾維新がおくる新ヒロインは、美人聡明、お金を愛する名探偵!
人類最強の請負人・哀川潤。強くなり過ぎた彼女に、遂に世界のすべてが降伏する。倒すべき敵も、応えるべき依頼も失った請負人に、そのとき、初めての「恋」が襲い掛かる!『戯言』では済まされない、『人間』の枠を越えた、『最強』のラブストーリー!彼女の『今』が語られる。“最強”シリーズ、開幕!
魔法少女同士の死闘をあらゆる手段で生き延びた、十三歳の英雄・空々空と、七名の女性ー。幼児、秘書、科学者、人造人間、三人の魔法少女。思想も、能力も、思惑も、すべてが異なる八人が、四国からの脱出と、『究極魔法』奪取を共に目指すことを決める。ゲームに挑む最後の晩、幼児にして魔女・酒々井かんづめは、彼女だけが知る“過去”を皆に告げるのだった…。八人のろくでなしは、生き残ることができるのか。『究極魔法』は誰の手に?波乱の四国編、堂々完結!
掟上今日子ーまたの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れる彼女は、事件を(ほぼ)即日解決!あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介は今日も叫ぶ。「探偵を呼ばせてくださいー!!」スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、事件の概要を忘れる前に解決できるのか?「化物語」「めだかボックス」の西尾維新がおくる新シリーズは探偵物語!
“私、とっても幸せなのにーこんなの、全部嘘だって思ってる”直江津高校卒業式の翌朝。妹達の力を借りずに目覚め、“何者でもなくなった”阿良々木暦が向かい合う、新しい世界とは…?彼ら彼女らの物語のー続き。
第六十六代箱舟中学生徒会長の球磨川禊。彼は新入生の黒神めだかに、前代未聞の『頼みごと』をするが…!?謎に包まれていためだかたちの中学時代のエピソードが今、小説で明かされる!!エピソード0、『箱舟中学一年・黒神めだか』小説で解禁!!“最終”にして“最初”の物語ー。