著者 : 金子晴美
妖怪がギッシリつまった古い壷を割ったら白い霧といっしょに、妖怪たちがウキウキ、町に飛び出してしまった。レストランでは人面魚が暴れ、家の中では、首と胴がはなれる美女妖怪が男をまどわしている。あたし理央の友だちも、一人一人、妖怪にさらわれて姿を消していく。それどころか、おさななじみのBF、一博くんが美女妖怪にとりつかれ、一晩じょう、いっしょにいたんだって。一博、いったい、妖怪とどうなってるの?
あこがれの彼、超お坊ちゃま滝沢一磨が、三億円の黄金の冠を盗もうとしている。あたし、極上ガールズの平部加衣は、冠を守って、そのコワー〜イ秘密を知ってしまいます。おそろしい悪霊にあたしの超能力で勝てるかしら。
私、悪をこらしめる秘密のグループ“極上ガールズ組”の稲葉桃子。いま、ふしぎな声にみちびかれて町を行ったら、カンペキな美形の男の子が待ってた。しかも、胸から血を流して。で、私に小さな銀の包みを預けて消えてしまったの。彼にその包みを返すため、やっとまた会ったとき、恐ろしい男たちが現れて、いきなり銃で射ってきた。ひどい。謎がいっぱいの美形の彼といっしょに、こわくってぞくぞくのこの事件を解きます。
子供のときから大好きだった一博が、ふしぎな事件とともにやって来た。あたし、藤摩理央。女子高校2年生。で、かよわい少女達を世のワルから守るため、悪人どもに立ち向かう秘密のグループ“極上ガールズ”の一員。誘拐された少女をとりもどしてほしいっていうんで、事件を探っていくと、次々に奇怪なできごとが起こる。これって、ふつうじゃない!理央、一博といっしょに、魔物と戦います。すごい奥の手で事件も解決!
こんどこそ、とイキごんだ恋が破れて、落ちこむカヤミの前に超能力少女が現われた。すごいのが、しかも2人も!でも、恐ろしい力を利用して、31回めの恋がみごと実をむすびます。