著者 : 須垣りつ
流麗島署オカルト班事件簿 闇は道連れ 世は裁け流麗島署オカルト班事件簿 闇は道連れ 世は裁け
刑事、時和龍之介は霊が見える。硬派な見た目に反し怖がりなので決して認めないが、それに気づいた元上司にその能力を買われ異動の辞令が下りる。配属先は流麗島特別オカルト捜査班。離島にある、科学捜査では解明できない事件専門の、公にはできない部署だ。時和は引っ越し早々心霊絡みの事件に巻き込まれ、助けになるだろうと文化人類学の准教授、樹神彗を紹介される。樹神の冷たく整った風貌と飄々とした人柄に時和は翻弄されながらも、その助言は的確で…強がり刑事と変わり者准教授の謎解き事件簿、開幕!
南箱根のおまもり石屋さん 水晶とふくふく白猫南箱根のおまもり石屋さん 水晶とふくふく白猫
高校を不登校になった千代里は、家業の旅館の手伝をしている。現状を変えたくて、祖母の勧めでアルバイトをすることに。バイト先は南箱根にある“願いが叶う”と話題の石屋、素玉館。アクセサリー作りが好きな千代里には願ってもない職場だった。一見強面な店主、司とオッドアイの不思議な猫ニシキと一緒に働くうちに、千代里は少しずつ変わっていき…。「あんな感情を持ってる私が扱っても、石は穢れませんか?」風光明媚な南箱根から贈る、天然石と不思議な猫が導く物語。
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