やおよろず百貨店の祝福 神さまが求めた“灯り”の謎
「福本福子。福を呼び込みそうな、ええ名前や」-そんな理由で、マル秘部署の神様専用の外商部『七福神ご奉仕部』に配属された福子。初めてのお客様は、福子と馴染み深い神社の祭神である福禄寿様。しかし希望された“灯り”を持参した福子はけんもほろろに扱われ、ケンカになって泣かせてしまう。さらに落ち込む暇もなく、恵比寿神から「夏を涼しく感じる器」の注文が来る。見繕ってお持ちするもダメだしの嵐!三度目の正直に勝負をかけるが…?「お客様は神様です!」神と人との絆が結ぶ、お仕事コメディ!第3回富士見ノベル大賞入選作!