運命で結ばれた恋人……のあざとい妹と一線を越えてしまう、あの日まで(1)
『もし、もう一度会えたら、その時は…恋人になろう』幼馴染の少女・三ツ葉真昼と交わした、遠い日の約束。高校二年の春、俺は彼女と運命の再会を果たした。変わらぬ想いを伝え合い、俺たちは晴れて恋人同士に。親元を離れ、俺の家で生活することになった真昼との幸せな二人暮らし…かと思いきや、そこにはもう一人の同居人ー真昼の妹・彩夜がいた。ある夜、俺は寝室に忍び込んできた彩夜からキスをされる。「しっ、声を出しちゃ…。お姉ちゃんには、内緒ですよ?」その瞬間から、秘密を抱えた三人の同棲生活が幕を開けた。-やがて恋人の“妹”と一線を越えてしまう、あの日まで。