未踏召喚://ブラッドサイン(10)
『白き女王』は憧れていた。恭介といっしょにご飯を食べ、学校に通う、そんなごくありふれた幸せな日常を。そんな思いを胸に告白するも、城山恭介は無慈悲に拒絶を示す。もとより分かり合えない二人には、戦う以外の道はなかったのだ。『白き女王』の猛攻に対し、恭介は死した『妹』の魂が封入された『色彩なき童女』の空間を捻じ曲げる能力や、自らの命をも戦術に取り込み応戦するも決着がつかない。決戦の舞台は思い出の地へー!恋する未踏級『白き女王』の結末は!?
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『神々のさらに奥に潜んでいた者』さえ自由に呼び出す召喚儀礼。それを扱う最新鋭の召喚師の中でも一等の実力を持つ少年がいた。『不殺王』、城山恭介。その最強の少年召喚師が抱える致命的な弱点は唯一つ。少女から発せられる『呪いの言葉』、たすけてー。死の淵に立たされた少女、冥乃河彼岸の言葉を受け止めた恭介は、召喚師三大勢力が激突する街に身を投じる!『禁書目録』と対をなす、鎌池和馬渾身の正統派新シリーズ!! 2014/09/10 発売
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神を超える存在にして、最強最悪の未踏級『白き女王』。現世における全知全能の支配者である彼女は、召喚儀礼や被召物…規定級、神格級、『大三角』含む未踏級の全てを駆使しても、滅ぼすことはできないはずだ。しかし城山恭介は為さねばならない。-なら。滅ぼせないなら逆に、創るまでだ。『白き女王』を完膚なきまで滅す、新しい『法則』を!!鍵を握るのは、冥乃河葵。最古の人造依代である彼女が抱える叡智を紐解けば、新しいルールで創り上げたオリジナルの未踏級を降臨させる触媒に手が届く。復讐鬼ビヨンデッタとも手を組んだ恭介は、葵と接見するため、冥乃河神社へと足を運ぶ。そこで敵として立ちはだかったのは、恭介が過去救ったはずの依代の少女で…!? 2017/06/09 発売
宿敵・白き女王を『殺害』した恭介。だが、世界は依然として女王に支配され、混乱に陥っていた。今は亡き女王の幻影に怯えるようにトイドリーム社が扇動する『白銀資源戦争』。この戦争のプロパガンダ映画の制作メインフレーム『システムアトランティス』を破壊すべく、恭介とオリヴィアは豪華客船に侵入し、美し過ぎるF国君主シンセアリアと出会う。彼女のあまあまお義母さん?アタックと、母に負けじとあの手この手で誘惑するスク水少女の親子ダブルパンチにおののく恭介の背後に、彼をにーさまと呼ぶ、最大最悪の暴走未踏級がじわりじわりと迫り来る! 2018/02/10 発売