リベリオ・マキナ4 -《白檀式改》紫陽花の永遠性ー
オートマタコンテストがもたらしたもの。それは圧倒的敗北と喪失だった。水無月、桜花、全てを失ったその夜。リタの導きにより、カノンは密かにイエッセルを脱出。アルプスの山村で待ち構えていた吸血鬼王・ローゼンベルクから、彼女は驚愕の提案を受けるのだが…。一方、時を同じくして一人の吸血鬼が新公国軍の研究所を脱走したー「俺は陰からカノンを護衛する。ハウエルズとの戦いはまだ終わってないからな」吸血鬼軍と新公国軍の戦いの火蓋が切られる時、二人の姫とその騎士の、命運をかけた反攻が幕を開ける。正義と反抗のバトル・ファンタジー第4巻!