君の白い羽根
「子供が、オトナの思い通りに動くと信じてるとしたら、大マチガイよね、ウソよね!」こんな、あたし、柿崎有美のコトバに。「そうだよな」小山祐樹クンは、力強く、うなずいた。あいつ、マイナーな、ダンサー。あたし、駆けだしの、少女マンガ家。追っかける、夢のゴールは、違うけれど。翔びたい気持ちは、とても、とても、似ているから。-ねえ。ふたりなら、がんばって行けるよ、ね!
「子供が、オトナの思い通りに動くと信じてるとしたら、大マチガイよね、ウソよね!」こんな、あたし、柿崎有美のコトバに。「そうだよな」小山祐樹クンは、力強く、うなずいた。あいつ、マイナーな、ダンサー。あたし、駆けだしの、少女マンガ家。追っかける、夢のゴールは、違うけれど。翔びたい気持ちは、とても、とても、似ているから。-ねえ。ふたりなら、がんばって行けるよ、ね!