神狼記(4)
神聖連合王国の北方軍が遂にシヴァート奪還へと乗りだした。南北両面からの攻撃にいよいよ窮地に追いこまれた帝国軍。しかし獅子王は不気味な沈黙を守っていた。順風満帆に見える戦いの裏で秘かに暗躍する反逆者たち。野望や思惑が交錯する中、アシュラウルが採った策とは。
関連ラノベ
神狼記(2)神狼記(2)
カイムジェサ帝国との決戦に向けて戦備を整える神皇帝アシュラウル。その足元をすくうかのようにニーヴァン王エルダーンが叛旗を翻した。人間の野心とはかくも激しく、愚かしいものなのか。苦い想いを胸に、アシュラウルは単身陰謀渦巻く王都へ飛ぶ。だがそれは、さらなる騒乱の序章にすぎなかった。 1993/11/22 発売