白狼綺伝(4)
カイムジェサ帝国との決戦に向けて帝国内部に足掛かりを築かんと拠点を構えたアシュラウル。周囲の部族を苛政から解放しつつ帝国の瓦解を誘う戦法はしかし西の大陸のすべてを巻き込み無垢の人々を犠牲に求めた。偽神を疑いながらも戦う獅子王と冷酷な戦術で立ち向かうアシュラウル。竜虎相打つ激戦の行方は。
関連ラノベ
白狼綺伝(1)白狼綺伝(1)
恋人も友もすべてを戦乱に亡くし、傷心のアシュラウルは海を渡る。争いのない世界を夢みて辿り着いた新大陸だったが、この地にも大陸制覇の野望を抱く魔道帝国カイムジェサの獅子王が居た。二度と再び剣は手にせぬ、との誓いも虚しくアシュラウルは、ニーヴァンの玉座を巡る戦いへと巻き込まれていく。 1995/11/25 発売
白狼綺伝(2)白狼綺伝(2)
争乱のニーヴァンをあとに旅に出たアシュラウル一行は、アマラン王国の末王子が領内で消息を絶ったとの噂を耳にする。不思議な力で魔道帝国の脅威から国を護るという王子ルシュエス-新たなる獅子王の陰謀か。事件の裏に謀略の臭いを嗅ぎ取ったアシュラウルは王子を救うべく怨霊巣喰う魔都へと乗りこんで行く。 1996/01/25 発売
白狼綺伝(3)白狼綺伝(3)
港町ダィーラに流れる猟奇殺人の噂。またしても獅子王の陰謀か。悪辣な手口を察したアシュラウルはアマラン国内の内訌を阻止すべくクィラ領主邸の宴に乗りこんだ。華やかな祭りの陰で密かに進行する陰湿な企て、帝国の策略を潰さんがため精霊王アシュラウルが選んだ苦肉の策とは。 1996/03/25 発売