ラノベむすび | 蝉時雨の季節は過ぎ

蝉時雨の季節は過ぎ

蝉時雨の季節は過ぎ

出版社

KADOKAWA

発売日

2008年10月14日 発売

ジャンル

わたしはこの村でおがむもん様と呼ばれています。千里眼で失せ物を見つけたり、いつに何が起きるという予言をしたり、霊力で怪我人の手当てをしたりしますー。毀釈で廃れた寺に棲む満ちると叔父の高歩は、人ならぬ能力を振りかざすことで、村人たちを精神的に支配している。しかし、それは所詮からくり。満ちるは偽の教祖に過ぎなかった。高歩の危うい魅力の虜となりながらも、周囲を騙し続けることに迷いを抱く彼女だったが…。閉ざされた村で起こる、愛情とトリックに溢れた幻惑劇。

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